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アナログに使えるデジタル機器~プロダクトにおけるデジタルとアナログの融合~

 日経電子版の記事【紙のように書ける電子ペーパー、スマホ・Macと連携】を見ると、電子ペーパーもついにここまで来たか、との感を覚えます。

 


 電子ペーパー「QUADERNO(クアデルノ)」、記事でも十分そのユーザビリティーが伝わってきますが、ネットで公式サイトを探して見ると、さらに迫力があり、企業の力の入れようが伝わってくるようです。

 例えば、パソコンから資料のファイルをコピーしてクライアントとのミーティングに出かけ、指摘事項などを直接専用のペンで書き込める。その体験価値には、デジタルの利便性と、手書きでの書き込みという親密感があるのは明らかです。さらに、ファイルをパソコン内のファイルと同期できるので、進行中の案件で頻繁に更新のされるファイルであっても心配はいりません……

 


 『電子ペーパー』という『デジタル機器』が実現するユーザーに寄り添った体験価値は、『手書き』という『アナログ使い』が出来る事によって達成されています。

 人間の基本的な作業の中で、モノを書く、という作業ほどデジタル化(キーボード入力)されてしまったものはないのではないでしょうか。しかし、上記の事例のように資料に指摘事項を記入するなど、『手書き』の方が手っ取り早くメリットが大きいシーンは数多くあるはずです。

 インターフェースなど、『プロダクトにおけるデジタルとアナログの融合』には、ユーザーにとっての大きなベネフィットがあり、そのニーズは大きいと考えられます。何と言っても、人間が一番慣れ親しんでいるのは『アナログ使い』なのですから。




#COMEMO #NIKKEI

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