atsushi800

伊勢型紙の職人をしつつ、テラコヤ伊勢型紙(修業型ゲストハウス)を運営したり、HP制作を…

atsushi800

伊勢型紙の職人をしつつ、テラコヤ伊勢型紙(修業型ゲストハウス)を運営したり、HP制作を請け負っていたり… いろんな収入源をもつハイブリッド職人として頑張ってます。

マガジン

  • ふぁっしょんしろこ創業記

    服飾コワーキングスペース「ふぁっしょんしろこ」に関してまとめています。

最近の記事

【Notion活用術】陸上の試合をNotionでまとめたら、陸上の未来が見えた話

本日の内容は下記のnotionページです。 とにかくモノを見たい!という方はとりあえずここに飛んでください。 notionを使おうとしたきっかけ Jump Festival(以下JF)の代表、衛藤とは中学の同級生(中学校違うけど)でした。 そして衛藤から、「新しい法人を作ったから、HPを作って欲しい」という依頼をもらったのが始まり。 はじめはHPが終わったら、終了と思っていたのですが、イベントが面白そうだったのでそのお手伝いも流れでやるようになりました。 イベントのページ

    • ふぁっしょんしろこは、ほぼDIYです! part2

      こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 ふぁっしょんしろこのDIYパート2です! パート1は下記です。 ふぁっしょんしろこに関しては下のマガジンでまとめてます。 DIY1日目は解体と床貼り!1日では終わるとは思わなかったので、2日間の予定でDIYのイベントを組みました。 1日目はとりあえず解体班。 そして床作り班の2つの班に別れて作業! 思いのほか、結構時間かかりましたね。 特に床の方が… DIYは、時間の見積もりがとても難しいです>< 2日目は壁塗り

      • ふぁっしょんしろこは、ほぼDIYです! part1

        こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 さて、今日はふぁっしょんしろこをどうやって改装したか… せっかくなので振り返ってみます。 ふぁっしょんしろこについては下のマガジンでまとめてます。 改装前って?まず、間取りについて。 母屋と離れがあるんですが、改装は母屋だけ行いました。 母屋は1階に8畳3つ、2階に8畳が2つあります。 正直めちゃくちゃ大きいです。(離れは6畳2つだし) そして状態もすごく良かったんです。 大家さんがしっかり風通しをしてくださっていた

        • なんで服飾コワーキングスペース「ふぁっしょんしろこ」を創りたいのか?

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 ふぁっしょんしろこについてのnoteが止まってしまっていましたが、再開しようと思います。 今日はなぜふぁっしょんしろこを創りたいのか。 これについて書き留めます。 まとめてあるマガジンはこちらです。 伊勢型紙の次の100年を創りたい伊勢型紙の用途は、たくさんありました。 着物や浴衣、手ぬぐいはもちろん、岐阜提灯の柄、器の柄の絵付け、ハワイのアロハシャツなど、たくさんのものに使われてきました。 しかし、商品そのものの需

        【Notion活用術】陸上の試合をNotionでまとめたら、陸上の未来が見えた話

        マガジン

        • ふぁっしょんしろこ創業記
          5本

        記事

          Twitterアカウント、ロックがかかったときにやるべきことはこれだ!!

          こんにちは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 はい、題名でわかる通り、人生で初めてTwitterのアカウントロックかかりました。 同じような状態に陥った人のためになるかなと思う、書き留めます。 (ふぁっしょんしろこに関して書く前に、どうしてもこれを書きたかったので。次回からそっちに戻ります!) アカウントロックは突然に…アカウントロックがかかったのは、突然でした。 デスクトップでこのツイートをした直後でした。 突然アカウントロックがかかりました。 もちろん、その

          Twitterアカウント、ロックがかかったときにやるべきことはこれだ!!

          着物の流行を創っていた街ってどこか知ってますか?

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 この記事で服飾コワーキングスペース、ふぁっしょんしろこがなんなのか?を書きました。 でも、なんで白子でするのか?っていうのを書いていなかったので、そこをちょっと書きます。 白子が着物の流行を決めていた!?着物、浴衣が日常着だった時代、どこの誰が流行を決めていたか知ってますか? 実は…それ三重県鈴鹿市白子なんです。 そう伊勢型紙の産地が決めていたんです!! 白子には伊勢型紙職人の他に図案師、今でいう生地のデザイナーさんが

          着物の流行を創っていた街ってどこか知ってますか?

          Next Challenge!服飾コワーキングスペース、ふぁっしょんしろこって?

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 さて、昨日のnoteの後半に次の挑戦、ふぁっしょんしろこについてちょっと触れました。 この施設、何ができる施設なのか、簡単に書いていこうと思います。 服飾に関わる人なら誰でも利用できるコワーキングスペースこのふぁっしょんしろこは、コワーキングスペースと言いながらも、パソコンをカタカタする空間ではありません。 そのような人は利用をお断りさせていただきます。 ではどんな人にここを利用してほしいのか? 例えば ・子供の服を縫い

          Next Challenge!服飾コワーキングスペース、ふぁっしょんしろこって?

          テラコヤ伊勢型紙を開業して2年、次の挑戦に

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 テラコヤ伊勢型紙を開業して今日で2年が経ちました。 長かったような…短かったような… 簡単にこの2年のこと、そして今後のことを書きとめます。 テラコヤ伊勢型紙の実績は?2年で約200人の方に体験していただくことができました。 コースの内訳的には50%が弟子入りコース、25%がオリジナル制作コース、25%が1日体感コースという感じ。 開業当初はオリジナル制作コースの人気が出るのでは? と、思っていたのですが、蓋を開けてみれ

          テラコヤ伊勢型紙を開業して2年、次の挑戦に

          テラコヤ伊勢型紙インバウンド戦略 part2

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 前回はHP、インスタができました!という報告で終わっていたかと思います。 ただそれぞれ中身はまだ入れていなかったので、進歩状況をみてみましょう。 HPは?だいぶ進んだ感はありますかね。 ページの構成としては Top  about(伊勢型紙、白子、浜松のあたりを詳しく説明する予定)  workshop   VIP tour of KIMONO(2泊3日のツアーで着物が届くコース)   Craftsman course(テ

          テラコヤ伊勢型紙インバウンド戦略 part2

          『残すべき』論で残したものは歴史に、習慣は伝統に。

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 こんな記事がTLに流れてきました。 伝統工芸にも言えることがあったので、書きとめようと思います。 『伝統は残すべき』論は中身のない伝統になる『伝統や文化はなにがなんでも残すべきだ!』という意見がよくあります。 わかります。 これまでずっと、長く続いてきたものを途絶えさせてはだめだ。 という使命感なのかもしれません。 しかし、この義務感は、とりあえず残すことに執着します。 ということは、その伝統が時代の流れに逆行していて

          『残すべき』論で残したものは歴史に、習慣は伝統に。

          メディアはメディアを呼ぶ【地方プレイヤーが知名度を上げていく方法】

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 ここ数日取材が立て続けにあり、 『あれ?もしかしてこうやって地方プレイヤーは知名度を上げてくんじゃないか?』 と思ったので、ちょっと書きとめます。 新聞からのラジオ、webメディアからのテレビこの前、三重県のFM三重に10分ほど出演させていただきました。 このFM三重のパーソナリティである、多田さん(左側)から直接メールで取材依頼をいただいたのですが、どうやって僕を知ったのかというと、新聞でした! 中日新聞というこれも

          メディアはメディアを呼ぶ【地方プレイヤーが知名度を上げていく方法】

          2年で業界のためにできることなんてたかがしれてる

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 ここ最近、取材をいくつか受けているのですが… その取材の中で、 『地域は何か変化はありましたか?』 『業界は変わりましたか?』 という質問をされました。 僕はすっと言葉がでてこませんでした。 テラコヤ伊勢型紙は地域のために作ったものではないまず大前提として、テラコヤ伊勢型紙は地域のために作ったものではないんですよね。 伊勢型紙に興味がある人のために作った施設です。 そして、テラコヤ伊勢型紙のプログラムには、「白子の街を

          2年で業界のためにできることなんてたかがしれてる

          鶏が先か、卵が先か。後継者育成が先か、商品開発が先か。

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 伝統工芸に関わっていると、必ずぶち当たる問題。 後継者育成が先か、商品開発が先か。 どういう問題なのか、僕はどっちを先に取り組んだのかなど、ちょっと書きとめます。 後継者育成が先か、商品開発が先か問題 これ、すごく難しい問題なんです。 例えば、先に後継者育成に取り組むとしましょう。 しかし、出口である商品がなければ、職人さんに仕事を与えられません。 となると、後継者を育成しても意味ないんですよね。 これはそこらじゅうの

          鶏が先か、卵が先か。後継者育成が先か、商品開発が先か。

          伝統工芸は『人間が介在する価値』を提供できないと滅びる説

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 こんなツイートをしました。 そしたら、こんなリプをいただきました。 これに対して、どう思うか。 ちょっと書きとめていきます。 伝統工芸の職人なんて人件費の無駄でしかない伝統工芸の職人も人件費の無駄だと思います。 例えば伊勢型紙の職人に対する機械的なものであれば、プリントや写真版といったものがあります。 「伊勢型紙写し」と書いてある反物は全てプリントになります。 でも型紙で染めているものと見分けつかないですよね? また写

          伝統工芸は『人間が介在する価値』を提供できないと滅びる説

          テラコヤ伊勢型紙インバウンド戦略 part1

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 昨日からインバウンド向けのHPを制作し始めました!! どんなふうに集客が行えるのか… どれが効率いいのか… ちょっと僕も興味があるので、記録用としてnoteに残します。 ある程度、noteでの記事数が多くなってきたら、マガジンとして有料にするかもしれないので、今、無料で見れてる人は… ラッキーですね!! では見ていきましょう! HPは??まだワードプレスにテーマを入れて、ちょっといじっただけなので悪しからず。 こういう

          テラコヤ伊勢型紙インバウンド戦略 part1

          答えが出るのは自分が死んでから

          こんばんは。 ハイブリッド職人の木村あつしです。 たまに、 『自分がやっていることは正解なのかな?』 と思うことがありますが、あまり気にしなくていいのかな? と思うこともあったので、書きとめます。 テラコヤ伊勢型紙を開業して2年…伊勢型紙って1200年前からあるんですよね。(諸説あり) そんな歴史のある伝統工芸に対して、自分が何ができているのか… 本当に自分がやっているのが正解なのか… と、思うことがありました。 そりゃあ人間国宝が出ている伝統工芸だし、日本に14しかな

          答えが出るのは自分が死んでから