見出し画像

2年で業界のためにできることなんてたかがしれてる

こんばんは。
ハイブリッド職人の木村あつしです。

ここ最近、取材をいくつか受けているのですが…
その取材の中で、
『地域は何か変化はありましたか?』
『業界は変わりましたか?』
という質問をされました。

僕はすっと言葉がでてこませんでした。

テラコヤ伊勢型紙は地域のために作ったものではない

まず大前提として、テラコヤ伊勢型紙は地域のために作ったものではないんですよね。
伊勢型紙に興味がある人のために作った施設です。

そして、テラコヤ伊勢型紙のプログラムには、「白子の街を散策する」というのが入っていたり、参加者を地域の飲食店に連れて行くので、参加者側が白子に関わりを持つことはできています。

しかし、地域の賑わいのためにとかおじいちゃんおばあちゃんが楽しく過ごせるようにという目的ではないので、地域のために何かできているかというとほぼゼロに近いです。

強いていうなら、参加者が道に迷って
参加者『テラコヤ伊勢型紙ってどこですか?』
地域の人『あそこやに〜』
という感じで、地域の人への認知度はあるのかなと思います。
(開業前にチラシも配ったしね!)

2年で業界に影響を与えるなんてできない

そして業界に対してですが…
これもできていないなと思います。

テラコヤ伊勢型紙によって、伊勢型紙への間口は広がりました。
事実、開業から約200人の方に伊勢型紙を体験していただきました。

ただその事実だけしか残っていません。
副業の職人がたくさん生まれたのか…
新しい商品を生み出せだのか…
全部できてませんね…

次の一手への基礎固め

でもこの2年間は基礎固めだったんだと思います。
手探りで今までなかったサービス、テラコヤ伊勢型紙を立ち上げ、とりあえず滞りなく回せるようになって…
やっと次の挑戦に向かえる基礎固めができました。

それは服飾のコワーキングスペースです。

次回からはこの話について書こうかと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?