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テラコヤ伊勢型紙を開業して2年、次の挑戦に

こんばんは。
ハイブリッド職人の木村あつしです。

テラコヤ伊勢型紙を開業して今日で2年が経ちました。
長かったような…短かったような…
簡単にこの2年のこと、そして今後のことを書きとめます。

テラコヤ伊勢型紙の実績は?

2年で約200人の方に体験していただくことができました。
コースの内訳的には50%が弟子入りコース、25%がオリジナル制作コース、25%が1日体感コースという感じ。

開業当初はオリジナル制作コースの人気が出るのでは?
と、思っていたのですが、蓋を開けてみれば、こんな結果でした。
みんな、弟子入りに興味があるんですね!

そしてテラコヤ伊勢型紙の参加者の層は圧倒的に女性ばかりです。
10人予約入ったら、男性は1人いるかいないか、という感じ。
こういうワークショップって大抵女性が興味を持つというのはわかっていたのですが、こんなに偏るとは思ってませんでした。

たくさんの出会いで、遠いところまで来れました

この2年で何があったのか。
大きくは2つかなと思います。

一つは夢アワード。

2000人の前、それも最前列には名だたる社長陣がいる中での7分間のプレゼンは、滅多に体験できないものだと思います。
グランプリは取れませんでしたが、一緒に登壇していたみんなとはそれからも連絡を取る仲になりました。
去年はファイナリストの一人、松原さんが運営する伊豆のゲストハウス、DAJAにもみんなで行ったしね!

伊豆で美味しい魚とのんびりしたい時間を求めるなら、断然ここなのでぜひ!

もう1つはパリでの実演。

これはテラコヤ伊勢型紙の参加者である、坂田さんからのお誘いで実現したものでした。
いつか海外で…と思っていたら、まさかのお誘いをいただき…
そして、たくさんの方にpolcaでも支援していただいて、実現したものでした。

ここで感じたのは
『日本で戦えないなら、海外で戦えばいいじゃん』
というものです。

海外の人のほうが伊勢型紙のことを知ってるんですよね。
聞いた話だと、パリのとある美術館に型紙が常設してあるらしく…
たくさんの人に「これは型紙か?」と、質問されました。
下手したら日本より海外の方が知名度があるかもしれませんね。

来年は今年行かせていただいたメゾン・エ・オブジェよりちょっと後に開催されているファッション系の生地見本市、プルミエール・ヴィジョンに出たいな〜とか思ってます!!
がんばろ!!

次はどこに向かうのか?

そして、このnoteでも書いたように、テラコヤ伊勢型紙により後継者育成を行うシステムはある程度構築することができました。

そして、次の挑戦は商品開発…

服飾コワーキングスペースの設置です!
今回は僕ひとりではなく、妹にも協力してもらい、木村家としての挑戦です!

実は、去年の夏頃から地道に準備を進めていました。
友達や地元の先輩にお願いして、一緒にDIYしてもらったり…

実験的に商品開発を請け負ったり…

そしてこの商品開発が実際に商品になったのがこちら!

【両袖に、凛と咲く刺繍】岐阜の刺繍工房が贈る、「花を着るワンピース」

刺繍屋さんの3代目である、ちひろさんの商品です。
その他にももう一件お手伝いさせていただいたものがあります。

では、服飾のコワーキングスペースとは一体なんなのか…
これはまた明日にでも書きとめたいと思います。
では!

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