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【実録 / 1.5万字】創業1期目に黒字化 / 年商2億のラインを突破したSaaSスタートアップの1年間を解説

2019年8月1日に創業し、先日2020年7月31日に創業1期目を終えました。

決算月である7月は過去最高売上を記録し、創業1期目にして年商2億(※1)の月次売上のラインを突破し、黒字決算を迎えました。
※SaaSプロダクトの収益源であるアップセル/クロスセル/契約更新の売上分はカウントせず、新規顧客の初回契約のみで計算。

「知ってるか」「知らないか」で経営状態が変わることが想像以上に多く、シード期の起業家にとって有意義な情報源となるよう、QuickWorkとして1期目に経験した出来事や、やった方が良いと感じたことを時系列で記載します。

noteを書こうと思った背景:創業からの企業の存続割合は1年経過後72.8%(経済産業省の中小企業白書のデータ引用です。100人起業家がいれば約27人は1年目に廃業になってしまいます。1年通して感じたのは、事前に知っていれば適切に対策を施すことでリスクを回避できることが沢山あるということです。勇気を出して1歩踏み出し起業にチャレンジする方が、本記事を読んで頂き、少しでも参考になれば嬉しいなと思いnote書くに至りました。

想定読者:将来独立を検討している方、創業期のスタートアップ経営者、PL責任者、新規事業に携わっている方全般

少しでも創業前後の起業家の方の参考になればと思い記載したところ、あれもこれもと盛り込みたいコンテンツが非常に多く、長くなってしまいました。(初noteなので読みづらいところあると思いますがご容赦いただければと思います。)

創業前の2ヶ月+創業後の12ヶ月を時系列で紹介していきます。

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メンバー:1人(村岡)


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