【蒔絵講習の記録】第3回:粉固め(ふんがため)〜磨き。
前回の「粉入れ」を行ってムロに置き、2週間ほど放置。
十分に乾いたところで、次は「粉固め」と「磨き」です。(蒔いた金属粉を漆で固めてから、磨いて金属の輝きを出す。)
こちら、やってることは金継ぎの仕上げと概ね同じです。
が、面積が違うのと、下地が硬い陶磁器ではなくてピカピカの漆板。手順はちょっと違ってくるのです。
<粉固め>
パネルの全面に漆を塗り込みます。2度、重ねます。
①初めは漆が染み込みやすいように、漆をテレピンで薄めたものを使用。
②2回目は、漆そのままを塗り込み