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大人になってからの「学び」は面白い!社内特別受講制度を利用して仕事に新たな地平が開けた。

 ヒューマンアカデミー株式会社には、福利厚生のひとつとして「Human Academy SELFing College (HA社内特別受講制度)」という制度があります。すでに10年以上も前から設置されている制度で、長期的なキャリア形成や業務知識の深耕を主な目的としています。この制度は入社3カ月以上の正社員(契約社員も含む)を対象に、ヒューマンアカデミーが開講している講座の授業料を無料で受講できるというもの。多くの社員が、この制度を活用して自身のスキルアップやキャリア形成に繋げています。
 社会人教育事業部・広告宣伝室で働く斉藤千尋さんも、その1人。HA社内特別受講制度を利用して仕事や生活にどんな変化や気づきがあったのか、お話をお伺いしました。

――社内特別受講制度を利用したきっかけについて教えてください。

 私は前職で広報業務を経験し、2019年6月にヒューマンアカデミーに中途入社しました。入社から半年ほど経った頃、社内特別受講制度を推奨する人事部からのメールでこの制度を知り、利用してみたいと思ったのです。  
講座内容を調べて興味を抱いたのが、「Webデザイナー総合コース」です。   
 当時、私は児童教育事業部で販促を担当していましたが、新聞広告やチラシなどの媒体が主で、Webについては別の担当者がいるため、私自身はあまりタッチしていませんでした。その後、チームメンバーが各自で分担してWeb広告に携わることになったので、業務を行う上でもWebプロモーションやWeb制作についての全般的な知識を習得しておくことは大事だと感じることが増えていきました。
 上長に相談すると、「自分も受講してみたい。チーム全体でWebに関する知識をしっかり学ぶ必要があるから、みんなで勉強してみようか?」という話になり、私と上長、後輩のチーム3名で一緒に、2020年1月から受講しました。

――仕事と勉強の両立は、いかがでしたか? 

 社内特別受講制度は、就業時間内に受講してもよいという規定があります。ただ、私はまとまった時間に集中的に学習を進めたかったので、土曜日をまるまる1日勉強の日に充てることにしました。途中で休憩を入れながら、朝から夕方まで勉強しました。通学が必要な講座もありますが、Webデザイナー総合コースは基本的にオンライン授業なので、自分のペースで学習できるのがよかったです。講座の受講と自習に割いた時間は、週6~7時間くらいです。
 最初は勉強に慣れるまでが大変でしたが、チームのメンバーと一緒に同じ講座を学んだことが励みになりました。後輩と「どこまで進んだ?」「最近どう?」などと学習状況を互いに話しながら一緒にモチベーションを上げることができ、とてもよかったです。

――講座を受講したことで、仕事上で役に立ったことはありますか?

 講座内容は業務に関連することなので、すでに実務を通して知っていることもありましたが、Keywordmap(SE0やコンテンツ制作を支援する分析ツール)の使い方など、知らないこともたくさんありました。ビジネスを組み立てる段階から、デジタルマーケティング全体を体系的に学べたのが、私にとっては特に有益でした。
 Webを構築する上で必要な情報は何かを把握し、Web制作の技術的なことが分かった上で制作チームに的確な指示を出せるようになったので、制作物のクオリティ向上や業務効率のアップにつながっていると思います。
また、私はちょっとした広告やバナーであればIllustratorを使って自分で制作しますが、講座でIllustratorの操作をきちんと学び直したおかげで、以前よりもうまく使いこなせるようになりました。そのほか、新しいプロジェクトのランディングページ(サイト訪問者が最初にアクセスするページ)を制作するなど業務の幅が広がったり、講座で学んだことがチーム内の共通知識・共通言語になってコミュニケーションが深まったりと、いいことずくめ。講座を受講したことで得たものは非常に多かったです。

――働きながら学ぶ経験を通して、自身の中に何か変化はありましたか?

 仕事をしながら勉強をするのは大変なこともありますが、その先に、自分の成長を感じられたり、仕事のレベルアップにつながったりするので、社会人になってからも学び続けることの大切さを改めて実感しました。ヒューマンアカデミーは幅広い層に向けて「学びは、面白い」というメッセージを発信していますが、実際に自分が学んでみて、学びの面白さを身をもって理解できた気がします。趣味として学ぶことも楽しいけれど、仕事に直結することを学ぶのも、学習の成果をすぐ仕事に活かせるので、とてもいいですね。

――今後も社内特別受講制度を利用して学んでみたいことはありますか?

 業務では動画コンテンツも制作しているので、「動画クリエイター講座」に興味があります。動画編集スキルとともに、どのような見せ方が効果的なのか、しっかり学んでみたいです。そのほか、2023年1月に開講した「インフルエンサー養成講座」と「はじめてのWeb3講座」も、面白そうですね。インフルエンサー養成講座は、プロモーションでインフルエンサーを起用するとき、どんな視点でどんな人を選べばいいのかの参考になりそうですし、Web3講座は、メタバースやNFTなどの最新テクノロジーの活用で社会がどう変わっていくのか、単純に興味があります。

――仕事面で今後の目標や挑戦したいことについても、教えてください。

 私は現在、ヒューマンアカデミーの首都圏の校舎のプロモーション活動と、クリエイティブ系講座の広告・販促ツールの制作・広報などの業務に携わっています。これに加え、SNSを活用したプロモーションを推進するプロジェクトが新しく発足したので、まずは、このSNS推進プロジェクトでしっかり成果を出していきたいです。講座アカウントをメインに公式や拠点アカウントを使い分けながら、より効果的なプロモーションを展開したいと考えています。SNS全体としてお客様にどのようなメッセージを発信していくか、俯瞰した視点から考えながらプロジェクトを進めていきたいですね。

――最後に、これから社内特別受講制度の利用を考えている人へのメッセージやアドバイスをお願いします。

 こんなにいい制度があるのだから、使わないともったいないと思います。私の周囲でも、社内特別受講制度を利用している人がたくさんいます。例えば、提案力アップのためにキャリアコンサルティングを学んだり、ExcelやPowerPointなどOfficeソフトの操作を学んでデータ分析に役立てたり。役職者ではビジネススクールやMBA関連の講座を受講するなど、新人も上長も関係なく学びを実践しています。
 実際にやってみると、働きながら学ぶことはそんなにハードルの高いことではないとわかると思います。学校の勉強は、自分に興味がないことも頑張ってやらなければいけないし、勉強って大変、受験のためのものというイメージだったかもしれませんが、自分が興味のあることや本当に必要なこと、業務で使える知識などは、学べば学ぶほど面白く、勉強は全く苦ではありません。学んだことは自分の「武器」にもなるので、ぜひ「学び」に挑戦していただけたらと思います。


<ヒューマンアカデミー株式会社・会社概要>
 1985年の創設以来、159万人以上※の修了生・卒業生を輩出するヒューマンアカデミーは、「学びは、面白い。」を創造する Edutainment Companyとして、未就学児童から中高生・大学生・社会人・シニア層とあらゆるライフステージにあわせて、学びと成長を支援する「リカレント教育」、「STEAM教育」を推進しています。
 IT分野、語学・留学、保育、資格・就転職、趣味・教養、ココロとカラダコンディショニング、なりたい人を応援する専門教育など大きく8つのカテゴリで、時代や社会の変化にあわせながら800以上の講座を編成し、多様なニーズに対する学びの提供を行っています。 
※延べ人数1997年10月~2021年3月時点



※2022年12月に取材した内容に基づき、記事を作成しています。
肩書き・役職等は取材時のものとなります。


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