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自己肯定感が低い人間がほめられると

私はとても自己肯定感が低い。とても低い。

思考は常にネガティブだ。

私は中学時代いじめを受けていた。原因は自分にあるということは自覚している。だからこそ、以来自分のことを他人にオープンすることが怖くなった。


それからというもの、残りの中学生活と高校時代から現在までできるだけ人脈を作ることを極端に避け、むしろ他人に自分は関わってはいけないと思うようになった。
「自分の発言で相手を傷つけてしまうかもしれない」「自分はいたらいけない存在なんだ」と言い聞かせるようになり、ある意味ひとつの自己防衛の手段かもしれないがこの言い聞かせが知らないうちに日に日に自分の存在に嫌悪が増した。

自分が一番自分のことを大切にしなければいけないし、理解できるのも肯定できるのも自分しかいないはずなのにどうしても自分という存在が醜くて許せない。生きてて恥ずかしいとすら思う。何か失敗でもしたら

ああなんて自分は残念だ、出来損ないだ、クズだ、人に迷惑しかかけられない、死んだ方がマシだ、と心の中で責めるようになった。

自分の価値を自身でどんどん下げてしまい、自尊感情が皆無になってしまった。自分を褒めることができなくなった。

そのため他人に褒められると、ありがたいと思う反面
「こんなカスにいいとこなんてひとつもないのに」、「絶対にそれは無い」と心のどこかでどうしても自分を否定してしまう。
特に自分の容姿に関しては敏感になる。
お世辞でも「顔が綺麗ですね」と言われると全力で否定したくなる。心が歪んでいるが故どうしても自分の外面も醜く見えているからだ。

相手は善意で私のことを評価してくれているのに、それを受け入れられず「何も知らないくせに。」「そんなこと思ってないくせに」と思ってしまう。最低だ。

私の場合、素直にありがとうが言えないのが苦しい。むしろ、ありがとうということにも抵抗を感じてしまう。
例えば「美人ですね」という言葉をいただいた場合でも「ありがとう」と返したら、「自惚れてんじゃねーよ」と思われるかもしれないと感じてしまうし、褒め言葉ひとつひとつに裏があるのでは、と考えてしまう。

正直とても生きづらい。毎日が苦しい。解放できない罪悪感を抱えてこの世界で生きるにはかなりのハンデであると思う。自己肯定感が低いというだけで世間というものが地獄と化すのだ。

こんなわたしにも、いつか自信に溢れて自分を好きになれる日が来るのだろうか…

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