7.2 夢① 観覧車
昨夜、観覧車の夢を見ました。
空の広い道を車で走っていると、
目の前に真っ白な観覧車がありました。
僕は、観覧車ってこんな色だっただろうかと思いました。
けれども、時間は昼過ぎ頃のようで、あたりは明るく、まだネオンが灯っていないからだと納得しました。
僕は明晰夢といわれる夢を見るのです。
明晰夢とは、夢だと自覚し夢を操ることができるというものだそうです。
ある時から、夢だと気づいて終わらせたいと思ったら、自分で自分の夢から抜けだすことができるようになりました。
一度納得はしたものの、昼間の観覧車は鉄骨でほとんどグレーだったなと思い出し、
僕は夢を解きました。
ネオンがなくても鉄骨までカラフルな観覧車もありますが、僕の一番頭に浮かぶ観覧車の色はグレーです。
実家の僕の部屋からは、観覧車が見えます。
夜になると、目まぐるしくネオンの模様が変わってとってもカラフルだけれど、昼間はグレーなのです。
僕の脳は無意識のうちに、いつもベットで目の合う大きな瞳みたいな観覧車を思い出していたのかもしれません。
最後はいつだろうか。
待ち時間に乗ると決めたのに見上げて少し不安になる気持ち
自分の番が来て置いてかれないように急いで飛び乗る時の焦り
外側からしか開けられない扉を閉められた瞬間の息苦しさ
上がっていく時の緊張感
頂上でわかる気持ち
観覧車は可愛いのに残酷な乗り物です。
P.S.
写真は一番最後に乗った気のする観覧車です。
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