見出し画像

「好き」をバカにする人、された人の心理【短編】

ご高覧いただきありがとうございます

好きを職業にしたい。
そんな考えが存在します。

しかし、世の中にはどれほど一般的でも好きを表に出せない人もいます。

そんな人は、自分の好きをバカにされた経験が根強く残っています。



「好きの否定」は「存在の否定」に近い

「好き」というのは人によって千差万別です。

例えば、食べ物1つでも味の好みがあります。
それをバカにされてしまうと、トラウマとして深く根付く人がいます。

これらは「自己肯定感の低さ」によって起こります。

好きに対して、肯定、否定、許容は全てが個人的趣向です。
なので、どう言われようとも関係ないはずです。

でも、自己肯定感が低いと、相手の言葉を真に受けるのです。

それは自己肯定感しにくい人が他人から自分を否定されてしまう。
それを受け入れてしまう事を意味します。

特に「好き」は人生における大きな割合を締めます。

だからこそ……
「好きの否定」で『存在の否定』ほどのインパクトを受けるのです。



バカにされた人の心理

好きをバカにされた人は「存在の否定」に近い衝撃を受けます。

つまり、『自分の好きは恥ずかしい』とインプットされます。

自分の好きは恥ずかしい。
 ↓
自分の感覚がおかしいのだ。
 ↓
自分は恥ずかしい人間だ。

このような連鎖が起こります。

上記に申し上げた通り、自己肯定感が低いことが要因です。

同時に、自己肯定感を下げてしまう効果もあります。



バカにする人の心理

他人の好きをバカにする人の心理には、様々な理由があります。

ですが、重要な点として『価値観の押し付け』があります。

人は価値観によって、様々な意見や答えを導きます。

重要なのは、
バカにする人は「これが正しい!」と押し付けている点です。

例えば、
何かを他人の好きを見て「え、キモい」と否定の感情を口に出す。

この場合はどういう心理が働いているのか?

・自分の正しさを証明したい。
・自分の意見に同意してほしい。
・同意してくれないなら、押し付けたい。
・相手の好きを否定し、優位に立ちたい。

この思考から分かることがあります。
他人の好きをバカにする」=「自分に自信がない」のです。

根本になるのは「私のことを否定しないでよ!」なんです。

いわば、『他人を下げてでも自己肯定感を得たい』。

そんな迷惑な存在と言えますね。

そして、バカにする側も自己肯定感が低いという皮肉なのです。



「好き」を「好きでいい」と受け入れる方法

極論ですが、『自分の事は、自分だけ受け入れればOK』です。

しかし、バカにする人、された人。
双方ともに「自己肯定ができない価値観」が根付いています。

様々な原因がありますが、大抵は親子関係から発生します。

親子関係を見直す。
ましてや改善するのは非常に骨が折れます。

なので、「好きなものは好きでいい」と理解することが大事です。

1番簡単な方法は「同じ好きを持つ仲間を得る」ことです。

好きを許容される。
それだけで人は一気に自己肯定感を高められます。

ネットや近隣……どこでも構いません。
ぜひ、仲間を探してみましょう。

そして、もう1つ。

自分の心の声に素直になって行動する。
そして、「楽しい!」「好きだ!」と声に出すことです。

くわしくは長くなるので端折りますが、これ結構効果があるんです。

最初は恥ずかしいかもしれません。
でも、こう考えてください。

もしかしたら仲間を得た瞬間。
もしくは、好きを実感した瞬間。

それこそが、『それ』を好きであり続けた理由かもしれません。

好きを否定しない――そんな当たり前を是非実行してみてください。


ご高覧いただきありがとうございました。

コメント、スキ、フォローをお待ちしています!!

記事が少しでも良いと感じたり、共感した時は、
どんどん気軽にお待ちしています!
気が向いたらシェアもお願いします!

私の大きなモチベーションにもなります。

追伸
共感者の投稿なども私からフォローさせていただくこともあります。

投稿者のSNS
【Twitter】 https://twitter.com/Therapist_AY

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?