Ryu Matsuyamaとは
「Ryu Matsuyama」とは、
個人名です。
そして、バンド名です。
ピアノ3ピースバンドなのです。
ピアノ&ボーカル・Ryuさん。
ベース&コーラス・Tsuruさん。
ドラム&コーラス・Jacksonさん。
の、男性3人のバンドです。
そもそも「Ryu Matsuyama」はRyuさんの個人名なのです。
Ryuさんが音楽活動を始めた当初、ソロのシンガーソングライターとして名乗った名前なのです。
いろいろあって(?)、そのままバンド名になりました。
そのため今度は、ソロでの活動において「Ryu Matsuyama solo」という表記がなされることになりましたが、決して重複表記ではありません。
最近では、1人ライブスケジュールの都合が合わないと2人で活動することもあり、その際には「Ryu Matsuyama Duo」という表記も派生しています。
一周回って、3人で「Ryu Matsuyama」です。
ラジオなどに出ると、初めましてのDJさんはだいたい説明に戸惑われるし、最初のツッコミどころとして扱われるポイントです。
でもツッコミどころはそこだけじゃない。
Ryuさんは、日本人のご両親の元にイタリアで生まれ育ち20年のミラノっ子で、日本に移住してかれこれ10年超の日本人。
髭がトレードマーク。
Jacksonさんは、東京育ちの純粋な日本人でアメリカのボストンに留学経験が有り、世界でも新しい楽器・ハンドパンの奏者です。
ドレッドヘアとこだわりのメガネがトレードマーク。
Tsuruさんは、鹿児島出身、ベースひと筋、10代で上京してベーシストとして活動し、3人の中で一番年下、ビール大好き。
金髪がトレードマーク。
三人三様に個性的。
そんな彼らの音楽は、基本的に英語で歌われます。
そこには、壮大な景色であったり、苦悩の詰まった心象風景であったり、空や森や海であったり、都市や街角であったり、祝福であったり、声援であったり、心惹かれる瞬間や横顔があったりします。
旅するように景色を歌うのです。
見てきた景色の全く違う三人が、一つの絵を描くように、形作られていく。
聞いてきた音楽の全く違う三人で、一つの絵を描くように、各々の音を詰め込んでいく。
そういう曲作りをしているのです。
無国籍音楽ともいえるけど、民族的な音ではなく、むしろ都市的な音。
なんだけど、歌詞で描かれるものは、むしろ神話的あるいは物語的。
ジャンル分類に迷うけど、あえて言うならPOPS。
でもその魂は、ROCK。
音源で聴くとエフェクトfullだったりクールな歌声だったりもするけど。
ライブで生音を聴くと迫力のアツい雄叫びだったりする。
そう、音源もとても素敵なのだけれど。
ライブ動画ですら、本来の魅力の半分に感じるくらいに。
なによりも、ライブで生音を聴いてほしいバンドなのです。
そのライブは3人だけで演奏しているとは思えない迫力です。
その迫力は、単にボリュームが大きいだけの爆音とは違います。
基本的にライブでは、キーボードとドラムセットとベースと3人の声、それだけで生み出される音楽です。もちろん曲によっては、エフェクターやシンセベースや録音などなど色々使うこともありますが、基本から大きく外れることはありません。
(CDなどではストリングスや女性コーラスなどバンド以外の楽器や音を加えた、冒険的な音作りもします。)
ただ、リズム隊とも呼ばれるドラムやベースが、ここでは必ずしもリズムのみを担うものではないのです。
Jacksonさんは「ドラムもメロディ楽器」と言います。そしてシンバルが大好きです。
Tsuruさんは気に入った曲のギターのフレーズをベースで弾いてみたりします。その奏でる音はまるで口笛を吹くように軽やかです。
Ryuさんはとてもロマンティックにメロディを奏でます。しかしキーボードでリズム刻んでいたりもします。
リズムはリズム楽器という当たり前が、当たり前じゃないところがバンドの個性のひとつなのです。
彼ら自身の意識のとらわれのなさに呼応するように、音の構成に可変性があるように感じるのです。
そんな人達なので、Ryuさんが歌に集中してもメロディが崩れないのです。
そして何よりRyuさんを筆頭とした3人の声がメインの楽器であるのです。
Ryuさんの声量と声のコントロールは素晴らしいです。
ファルセットには安定感があり美しい音色です。
Ryuさんの歌の上手さは折り紙付きで、のびのびと歌うその声には惚れ惚れします。
そこにTsuruさんやJacksonさんのコーラスが加われば、さらに歌が彩られます。
3人の声が音のうねりを作り出す瞬間は、耳の至福です。
それを感じるには、ライブで生の音を聴くのが一番です。
気になった方は是非、機会を見つけてライブへ足を運んでみてください。
おススメです!
ちなみに4月29日には、2nd full album「Borderland」 リリース決定!
バンド・Ovallのドラマーとして活躍するmabanuaさんをプロデューサーに、羊文学の塩塚モエカさんをゲストボーカルに、Joe LaPortaさんをマスタリングエンジニアに迎えた、大注目の1枚。
ぜひ、聴いてみてください!
マジメにおススメ書いてみたけど、もういいかな?
だいじょうぶ?
ここからちょっとはっちゃけちゃってもいい?
だってねぇ、本当に今一番の推しバンドなのよ。
激しめの曲も、バラードも、良い曲揃いだし。
野外ライブで聴くともう最高!
音が空まで果てなく拡がっていく、あの感じにピッタリの曲がたーくさん!あるのですよ。
彼らの音は天井知らずに突き抜けていく、大人しく閉じ込められてなどいない、いつだって本気の音です。
だから、野外イベントとかどんどんお呼ばれするといいなと思うのです。
3人が楽しそうに音楽しているところを見るのが何より眼福なのですよ。
三人三様に、マイペースだし、こだわりが強いし、音楽に真摯だし、ユニークだし、紳士だし。見てて面白いし。
正直、音楽の専門用語とか分からないから、この音楽の良さを説明しようにも「語彙力ゥ!!!」てなるけど。
どうか、動画ひとつでも見てほしい。百聞は一見にしかず。
お気持ちは心の糧に、そしてイベント参加費や印刷費の糧に、ありがたく使わせていただきます。