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「つれづれ本紹介」マガジン、はじめます!

明日香出版社、「つれづれ本紹介」マガジンをはじめます!

「出版社として、本が好きな人・本屋さんが好きな人を少しでも増やしたい、読書のきっかけを作りたい」
そんな思いから、このマガジンをはじめることにしました。

まずは、アスカメンバーの「最近夢中になっていること」と、それにちなんだ本を紹介していく予定です。
「本と出会うきっかけ」になるような記事を投稿していきますので、是非ゆるりと読んでいただけたら嬉しいです!


*こちらは以前投稿した本紹介の記事です。よかったら、こちらも是非読んでみてください!



早速ですが、私が最近夢中になっていること……
それは「姪っ子」です。

ほんの数ヶ月前に姪っ子が産まれ叔母デビューを果たしたのですが、 その姪っ子ちゃんの写真を隙あらば見ることが日課になりました。

笑顔かわいい、寝顔かわいい、無表情かわいい。
朝昼晩、いつ見てもかわいい!!!

姪っ子用の写真フォルダを見つめながら、「何でこんなにかわいいんだ…?」と頭を抱える日々を送っています。

ちなみに、赤ちゃんが持つかわいらしさのことを「ベビーシェマ」というそうです。
丸くて大きな目、短い手足、ふっくらした頬など、こうした特徴を見ると人間は「かわいい」と感じるのだとか。
本能で「かわいい」を感じ取っているんですね〜。


姪っ子が生まれてきて、真っ先に思い出し、読み返した本がありました。
『きみは赤ちゃん』です。

書籍:『きみは赤ちゃん』
著者: 川上 未映子
出版社名:文藝春秋


この本は、小説家の川上未映子さんが妊娠、出産、育児までを綴ったエッセイです。
妊娠の大変さや不安、子どもと出会えた喜びが丁寧に書かれています。

内容は壮絶なのに文章はユーモアたっぷりで、読み応えしかありません。
私は姪っ子とオニ(川上さんのお子さんの愛称)を重ねて、特に最後の章でほろりとしました。

お子さんがいる方は特に共感しながら読めると思うのですが、
出産や子育ての経験に関係なく、多くの人におすすめしたい1冊です。

(編集部・竹内)

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