何を伝えたかより、どう伝わったかが大切…とは言うけれど
タイトル通りなのはわかるけど、「例外」はないの?
僕自身コミュニケーションが苦手という事もあって、
最近は心理やコミニュケーションの勉強をしています。
具体的には、傾聴カウンセラー、コーチングなどの学びをしていて、
その学びのなかで、コミニュケーションの基本の1つに「何を伝えたかより、どう伝わったか」が大切だとある。
まさにその通りだとは思うのですが、
これって「例外」ってないのかな?と疑問に思った。
被害者意識を手放さない相手
以前、お付き合いしていた彼女の事を思い出した。
彼女との時間を過ごし、仲良くなるにつれ、
彼女は「あなたのせいで〇〇なの」という言葉が多くなって、最後はこれで、僕自身が辛くなってお別れした経験がある。
付き合い始めの頃は、彼女から「私を好きにさせたのはあなたのせい」なんて言われて、僕自身、最初は「かわいいな」と思っていたのですが、付き合っていくと「ベッドからスマホを落とすのはあなたのせい」「私をこんな性格にしたのはあなたのせい」など、なかなか理解できない様な事を言われるようになった。
言葉で「あなたのせい」とまで言わなくても、何かにつけて因縁というか、彼女の被害者意識が強いと感じる様になってきた。
被害者意識が土台で、コミニュケーションが成り立つのか?
彼女の事が好きだし、理解しようとは思うものの、
だんだんと一緒にいる時間が苦痛で、最後の方はデートの待ち合わせに向かう時、胸が苦しくて、胃が痛くて、1時間ほど遅刻したことがあったけど、今となれば、それくらい会うのが嫌だったんだと思う。
別れる前に話をしてる時、「被害者意識や“あなたのせい”は傷つくからやめてほしい」と僕から伝えたが、彼女から言われたのが、「(私が)どう捉えるかも大切だと思っている」という事。
そりゃ、どう考え、どう捉えるかはその人の自由だし、誰にも強制など出来ない領域で「正論」だけど、こうも被害者意識を持っていて、その「正論」と上手く混じらせて言われると、すごく悩ましかったのを覚えている。
コミニュケーションの基本的な事ではあるし、もちろん大切だけど、
その基本が成り立つ前提に「お互いを尊重する」というベースでの事なのかなとも思う。
被害者意識で接していては「私は悪くない。あなたが正しなさい。」がベースだし、これで関係を続けるには、こちらの我慢しか成り立たないと思う。
この件だけでなく、生きていれば、
一見、「正論」の様な顔をした相手の言葉って世の中には多いと思う。
自分の感じた些細な「違和感」は大切に生きていきたいなと思った。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?