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やりたいことがわからない

【前置き】
僕は傾聴心理カウンセラーの資格を持っていますが、今から書く内容は僕の主観で雑談で日記だと捉えて頂けると幸いです。

やりたいことがわからない

僕は定期的によくこの状態に陥っていました
ひどい時には「今、自分が何を食べたいのか」もわからなくなって、
何度かこの状態を経験すると「あ、状態悪いなー」とこれをバロメーターとしてみている時期もありました。


自分を回復させる方法

こうなると自分を回復させる方法は「予算1,000円を持って、コンビニに入って、興味の惹かれたもの手に取って、買う」をしばらく続けることでした。
こういう状態の時って、おにぎり1つ買うにもいろんなことを考えていて、「おいしそう」「あ、158円もするな」「安いシーチキンにするか」
「…安いやつでいいや」とか。


続けて気がついた事

続けていると思考のクセが何となく気になってきて、僕は効率を重視したり、無駄なことを許さない癖があるなと気がつきました。
好きなものとかその時食べたいものより優先していました。

買ったものを誰に見せるでも、説明するでもないのに、まるで誰もが納得する理由を探していたようでした。

理由は「好きだから」が許されない?

こんな考え方はいつからなんだろう?と疑問を持つようになりました。
振り返れば、子供の頃かもしれないと思う様になりました。
僕は現在36歳で、かなり昔の事のなので記憶が定かではないですが、ざっくりお話をしますね。

僕が小学生くらいの時に、洋服を選ぶ機会がありまして、僕が赤色のTシャツオレンジのTシャツかで迷っていて、かなりの時間をかけていたんですね。
すると、母がイライラしながら売り場に戻って来て「決まった?」と言って、僕は「この2色で悩んでいる」というと、母は「そんな色にしないで、白か黒にしたら?早く決めなさい!」という状況がふっと浮かんだんですね。

今となれば、着回しのしやすい色にすれば?という意味にも取れるのですが、当時の僕は大好きな赤とオレンジ。そのどちらも全否定(泣)
という悲しい気持ちだったなーというのを覚えています。

この出来事に限らず、何かにつけて共通している事は、自分の感性を信じる事よりも、母の言う通りにしている方が心理的なコストが低かったんだと、その方が自分が楽だったんだなと今は思いますし、それを僕自身が瞬時に選んでいたんだと思いました。


大人になっても抜けないクセ

こんな些細な出来事でも、今でも自分の脳の中に残っているんだなと思いました。
親の言う通りにしている自分ダサいな、とか情けないなとかいう気持ちもあるのですが、だけど当時はそうしないといけなかった理由もあるなとも思うんですね。
その自分ルール自分自身を守っている事もあると思うので、子供の頃には大切だったり、必要だったと思います。
けど、大人になって冷静に考えたら、「必要ないのでは?」という事って僕は意外とあるなと気がつきました。

「もう大丈夫、辛かったね」

だから、当時の自分を「辛かったね」って受け止めてあげることから始めてみようと思って、日々取り組んできました。
いわゆるインナーチャイルドっていうやつです。
いろんなやり方があるのですが、僕はシンプルに片手を反対の胸に当てて、目を閉じて、「(心の中で)辛かったね。頑張ったね」というだけです。
5秒で出来ます。(笑)

小さな子供を愛でるような気持ちで、声をかける。
ばかばかしいと思う気持ちもわかります。僕も昔はそうでしたから(笑)
全然、強要するつもりでは書いていません(笑)

今では、これに救われたと思っています。
僕は、まず自分自身を愛せる人になりたいと思ったから、やってみようと思いました。
とは言っても、愛し方が最初わかりませんでした(汗)
今でも、愛情深い人をみると本当にすごいなと思います。全然及びません。


自分の愛し方のバイブルにした書籍

最後に自分を愛するという事を参考にした書籍をご紹介させて頂きます。


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保育園の先生?が書かれた本で、先生や親目線で子供の接し方について書かれている本です。
僕がこの本を読んで感じた事をいくつか書きます。

①こんな事、親にされた事なかったなというのが本音…。
母が忙しい手を止めて、してほしい事をしてもらうより、イライラをぶつけられたり、我慢したりという経験のがデフォルトにあります。
実際はわかりませんけど、あくまで自分の感覚です。

②幼い子供の権利とは「子供がしてほしいタイミングで、そして満足するまで満たされる」ということ。
時代変化で核家族化や大人の働き方も変わり、書籍の様な事を親が実践するのは容易ではないし、現代では現実的ではないと言っても言い過ぎではないかもしれません。
しかし、いつの時代も子供の権利は普遍的なものだと思います。

③そうだ、自分で満たそう!
あくまで子供の権利ですから、中学生や高校生、今の僕が誰かにこれを求めたら大変な事になります(^^;
周りに誰も居なくなってしまいそう(笑)

自分で自分に優しくする分には、誰にも迷惑かけません。
愛し方がわからなかった僕が、愛するということの1歩を踏み出せた書籍でした。

皆さんにとってよりよい人生になりますように。
心から願っています。
僕も自分の人生を楽しんで生きていきます。

コメントやスキ♡が励みになりますので、良ければよろしくお願いします(^^)/

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