ゴッホの見た星空(33) 浮世絵から《星月夜》?
『印象派と浮世絵』展@東京東京で開催されている『印象派と浮世絵』展に出かけた。受付でいただいたパンフレットはファンの気持ちをそそるものだった。印象派はオランダの画家、フィンセント・ファンのゴッホ(ポスト印象派、1853-1890)の《星月夜》、浮世絵は葛飾北斎(1760-1849)の《神奈川沖浪裏》(『富嶽三十六景色』の一枚)が描かれている(図1)。
サン=レミの夜空にゴッホが見た不思議な光景1889年6月のある日、フランス南部の町、サン=レミの療養所で、ゴッホは一枚の夜の