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お金の自由、心の自由。


病名で決まる運命春愁い


多くの人が新生活に期待と不安を膨らませる春。

一人暮らしがしたいと思うようになった。

私も自分の未来を考えた時、

実家を出て生活するのが良いんじゃないかと。

今住んでる家はあと一年で越すことが決まっている。

私が先に越して残りの家族で住まいを探す方が楽だろう。

母も自分の部屋が欲しいと言っていた。

私の部屋を明け渡せばいい。

私にとっても家族にとってもその方がいい。

医療支援者も賛成してくれた。

あとはお金の問題だけど、

私は強迫症という心の病を患っているから

障害者年金が受け取れるのではないか。

そしたら細々となら生きていけるかも。

そう思い、主治医に相談をした。

主治医の意見はこうだった。

「診断書を書くことは可能だけど、多分申請しても通らない。」

私の強迫症という病は、「神経症」の部類に入り

うつ病や統合失調症と違って、障害者年金の申請をしても

通らないことがほとんどらしい。

実際に主治医も何度か神経症の患者に診断書を書いたが、

どれも通らなかったそうだ。

ショックだった。

なぜ他の病気なら申請できて、私の病気だとダメなのか。

辛い思いをしていることに変わりはないのに。

なんだか、病気を持ちながらも自由に生きていくことを

国から否定されたような気持ちになった。


私は14歳から不登校、ひきこもりになり、

15歳に強迫症の診断を受けている。

それからずっと、病気が良くなったらあんなことしたい、

こんなことしたいと思いながら生きてきた。

でもあれから十数年。

症状は良くなってきたと言えど、未だ治りはしない。

ずっといろいろ我慢して生きてきた。

もう、いいんじゃないかな?

病気が良くなったら、じゃなくて

今、この瞬間の私のままで、自由になりたい。


病名で決まる運命春愁い


国からお金をもらえなくとも一人暮らし出来る方法を考える日々です。



サポートしていただいたものは脱ひきこもり、自立に向けての費用にさせていただきます!ちなみに以前いただいたものは旅行鞄を買う費用に充てました。ありがとうございました!