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色々な街やちょっとした建物を描いています。 ストックサイト: https://crea…

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色々な街やちょっとした建物を描いています。 ストックサイト: https://creator.pixta.jp/@asonepict/

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自己紹介

イラストレーターのasonepict(アスワンピクト)です。ストック素材を販売しています。 コウとレンの子育てを通じて少しづつ教科書の内容や豆知識の学び直しをし、自分と子どもたちへのメモ代わりに記事にしようと始めました。 家族はコウ(上の子)・レン(下の子)・パートナーですが、現在の年齢や性別は明らかにしないつもりです。 本人たちのプライバシーという点もありますが、そういう世界観でやってみたいと思ったからです。 親視点は両親のものが混ざるかもしれません。 今と昔のコウ・

    • 遺伝のこと、まつ毛のこと

      わたしのまつ毛はとても短くてちょっとしかない。生きてきて何回か虫が目に入ってとても痛かった。わたしのまつ毛は虫の侵入を防ぐには頼りない。 子どもが生まれた時、コウとレンともにまつ毛が人並みに長くて大変ホッとした。我が子の瞳防御力は人並みにあるようだ。 わたしの短いまつ毛の遺伝子は有性遺伝ではない可能性を信じる。 遺伝子とDNAは同じものと思っていたのだけど、ラジオを聞いてそうではないと知った。 (メモ) 細胞の中には核を持たないもの、染色体を持たないものもある。 DN

      • 1は1でも、1(個)とは限らない

        3才のレンに手帳をあげたら、1冊まるまるパックンチョになり、整然と並べられた。 その数30。 「1」は個数として「1個」と数えるほかに、割合を表す「1」という使い方もある。ということにめぐり合うのは、小学校。 1個、2個、3個と数えていた数が、小学校で算数を習うようになると割合の「1」という違う見方もできるように教えられる。 1は「1個」だけでなく割合の「1」もある。 基準となるものを「1」とする頭の切り替えは、確かに難しい。 参考やおもしろかった資料 ゆる言語学ラジオ

        • とても前向きなFor

          コウは6ヶ月の離乳食の時期から現在まで、アグレッシブで真っ直ぐ前をみているタイプだ。幼稚園のコウは公園で「鬼ごっこしよー!」と初めて会った年上の子たちを誘っていた。その後まきこまれると知らずに両親はほのぼの眺めていた。鬼ごっこ開始でニコニコ散っていった子供たちが、期待を込めてこちら(親)を見つめてくるのですべてを悟った。いつの間にか親が鬼役だったのだ。 だれが参加メンバーかわからない闇鬼ごっこが始まった。 英語が苦手な中学生コウは、英語の勉強をしている間、定期的に単語の意味

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        自己紹介

          時々空気となる私

          「もうコウ やだ!きらい!わーん!!」バーン!!と部屋から出てきた3才レンが台所のテーブルにつっぷした。 そこにコウがスタスタとやってくる。 「ねえ、レン……」ニコっと笑いかける。「ディス二―ランド、こんどいっしょに行こうね」 ハッとするレン。「うん、いこー!!」 たーっとふたりは部屋を出ていった。 …という一連を、台所の隅で見守ってた。ディズニーランド、行くことになってるのか。私は空気と化していた。 空気はチッ素(約80%)、酸素(約20%)、二酸化炭素はたったの0.0

          時々空気となる私

          A4の紙はかっこいい盾になるし、都市の名前は根気よく覚えることにする

          コウは幼稚園の時、紙をごく細く巻いた棒をよく作っていた。A4のプリント用紙は見る間に直径5mm程度の棒になり、それが量産される日々。コウは匠だった。 棒は押し入れの中で束になった後 武器や防具に加工され、ある時キッチンの隅で武器屋が開かれていた。ちゃんと値札が付いていて、名前も書いてある。 「さいこうのたて 200000」 「かっこいいたて 120210」 「〇〇ちゃんのたて 200000」 自分がつけた名前は覚えやすい。一方でもちろん、もともとついている名前を覚えるという

          A4の紙はかっこいい盾になるし、都市の名前は根気よく覚えることにする

          スマートかつ大胆な線対称寝相

          コウよりふたつ年下のレン「自分もできるもん」原動力は凄まじかった。 レンは6ヶ月でつかまり立ちをし、9ヶ月になるとコウの後ろを走っていた。コウがお風呂の小さなイスをリビングに運びそこからジャンプするという運動をし始めると、1才のレンもそれに続く(低い台だが両親は度肝を抜かれた)。4才のコウが風呂で潜水をすれば2才のレンも潜水するし、テーブルに足を引っ掛けた逆立ちみたいな修行も気づけば足の裏が4つ並んでいた。なんの修行をしていたのか今でもわからない。 どういうシンクロなのか

          スマートかつ大胆な線対称寝相

          どんぐりころころ

          幼稚園のコウが数日かけて白い紙を細かく切って箱に入れていた。細かい紙のサイズは1センチ弱くらい。これが作品としてどう着地するのかと見守っていると、それは「ごはん」という完成形だった。こういう、似た形のたくさんのがうちの子は好きで、大量の紙わっか(飾りになる手前の状態)やペットボトルの蓋、紙をとにかく細く棒状にしたもの、そういう素材的なものが自分ボックスの中に色々備蓄されていた。 その収集欲求が大変満足させられる季節といえば秋。どんぐり拾いだった。 ご機嫌で拾ってきたどんぐ

          どんぐりころころ

          基地も作るし、門も作る。門構えの話

          レンは幼稚園から小学低学年まで、基地作りの職人だった。ある土曜日、いい感じの段ボール素材と毛布とタオルケットを手に入れ、いい感じに基地を作り上げた。両親は仕事などをしながらほのぼの見ていた。それぞれ作業している空間は楽しいものである。年上のコウはその時遊びに出掛けていた。 レンは基地に門まで作っていた。なかなか立派である。ポストまで作っている。そして言った。「手紙、来ないかな。」両親は最初ちょっとした手紙を出したが、レンはもっと欲しい。がま君よりもほしがった。両親はコウの帰

          基地も作るし、門も作る。門構えの話

          見る、見る、見る

          幼稚園くらいの年のコウはエネルギーの塊で、親もまたそうであると思っている節があった。 「ねえねえ、これから壁登りするから見てて!」「ずっと見てて!」 「見る」といえば中学英語ですぐにやってくるのはsee look watchの三銃士だ。 わたしの知識でもseeは目に入る、lookは意識して見る、watchはTVなどをじっと見るという認識だったのでそういう説明をすると、コウは「それはなんとなくわかるんだけど文章の英訳の時にわからないんだよね」という。「〇〇の会場であなたを見か

          見る、見る、見る

          坊ちゃんとバンカラ

          学校から帰ったレンがプリプリ怒っていた。私が書いた文字が、レンの書いた字よりも汚かったのが恥ずかしかったらしい。 「ごめんよ。字とかきれいに書けないんだよ。あと料理も苦手なんだよ。あとスケジュール管理も苦手なんだよ」というと、レンは「まあ、そこが面白いとこだよね」というので、レンの親に生まれて良かったと思った。 ちなみに‥‥夏目漱石は字が汚かったらしい。と聞いて調べてみたらそうでもなかった。一瞬親しみを感じてしまった。 夏目漱石といえば坊っちゃんが有名である。 「天才

          坊ちゃんとバンカラ

          「それって食べれる?」

          昔、海中を眺める船に乗ったことがある。 スタッフのお姉さんが魚を指さしてお話してくれて、釣りに目覚めた6才のコウは「あれはメバル?」「よく知ってるね!でもあれはカサゴ」とおしゃべりしている。 コウ「カサゴって食べれる?」 スタッフのお姉さん「美味しいよ。あ、あれはイシダイ」 コウ「それって食べれる?」 スタッフのお姉さん「イシダイ美味しいよ!そういえば1週間前、このあたりでイルカが見れたんだよ」 コウ「それって食べれる?」 親「どんだけだよ」 ランチのメニュー表を見ている

          「それって食べれる?」

          木曽三川ってなあに

          レンが問題を解いていた。問題は120問あり、プリントをジャバラのようにしてノートに貼っている。ジャバラで貼るというこだわりをひしひしと感じた。問題に取り組む前に、ノートが完成したことでかなりの達成感を感じているように見えた。 ジャバラといえば、思い出す光景がある。レンが2才の時、曾祖母のお葬式があった。その時お経が書かれた折本(ジャバラの形)をいただいた。お葬式から帰った後もそのお経の折本を気に入っていたレンは何度も開いては何か読み上げていた。何を言っているのかなと思い近づ

          木曽三川ってなあに