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時々空気となる私

「もうコウ やだ!きらい!わーん!!」バーン!!と部屋から出てきた3才レンが台所のテーブルにつっぷした。
そこにコウがスタスタとやってくる。
「ねえ、レン……」ニコっと笑いかける。「ディス二―ランド、こんどいっしょに行こうね」
ハッとするレン。「うん、いこー!!」
たーっとふたりは部屋を出ていった。

…という一連を、台所の隅で見守ってた。ディズニーランド、行くことになってるのか。私は空気と化していた。

空気はチッ素(約80%)、酸素(約20%)、二酸化炭素はたったの0.04%、その他でできている。

この3つの気体と、よく聞く水素も追加した四天王について。さも知っているかのような言い方になってしまったけど、私は高校以来、空気の80%を占める窒素についてほとんど思い出すことなく生きてきた。

ある日レンが理科のプリントを持って帰り、酸素、二酸化炭素の重さの項目で間違えているのを見つけた。

二酸化炭素=重い 酸素=少し重い 

多分「重い」という回答の後は「軽い」が来るかと思ったら、酸素も「やや重い」と微妙に差のない回答で当てが外れたんだろうなと思う。

周期表を見てみると、四天王は上の方に書かれている。重さの違いも微妙なところなのが、なんとなく感じる。他にも銅などの顔見知りをピックアップした。

ところで、現在のレンに「どこに食べに行きたい?」と聞いてはいけない。軽い調子で「ディズニーランド」と答えるので。

参考やおもしろかった資料
中学受験のrestart  水素の性質(気体5基本編)


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