見出し画像

教員や大人が行動すべきこととは?

・SDGsを考え、行動できることを探る
・AIは、地球との共存と少子化を解決するために使うもの

学校教育の太い幹は人格形成であることは間違いない.
しかし,教員志望者の減少は教育の質の低下を招きかねない.
同時に,少子化は偏差値が昔と同じでも,その数値は相対的なものであるため,質は低下していると言われている.

そこに生成AIの登場で教育には大きな影響を与えるものだと考えられるようになった.
確かに,生成AIは高等教育機関をはじめ,中等教育にも影響は与える.
論文,レポート,感想文などはもはや評価としていいのだろうかと思うほどである.

私たちの目の前にある問題は果たしてそれなのだろうか?

毎日のニュースで言われるように,温暖化こそが目の前にある直近の問題であるはずである.これ以外に何もない.

政治批判をするつもりはないが,教育に予算を注ぎ込めない(注ぎ込まない)のは,その効果がすぐに出るものではないからだろう.
10年,20年と長いスパンで考えて,ようやくその答えが出されるものであるし,先述したように教員の成り手不足もこれに拍車をかける.

AIはもともと人間の働きの効率化や人口減少に対する解決策として研究が続けられてきたもので,やはり付き合っていかねばならないものであり,脅威ではない.
たとえ我々人類よりも「知能」が高くなったとしても,利用していくことにはなるだろう.その目的は,我々人類が幸福とは何かを追求し続ける限り,資本主義を追い求める限り,見えないゴールをただただ追い求めていく,メタ的に見ると,豊かさが何か,幸福とは何かがわからないのに追い求めており,なんと愚かな生物だろうと思えて仕方ない.

その代償は地球を食い潰していくことになる.

人口が増え続け,資源を食い潰し,地球を私物化している人類の多くは,人類のためではなく,自分のためにしか生きられない生物なのだろう.

グレタ・トゥーンベリを悪く言ったり,スピーチが怒りに満ちていて悪い印象を与えているなどとコメントする者もいたが,彼女の本質を見ようとしなかった.

私たちはなぜ車を発明したのか.
私たちはなぜエアコンを発明したのか.
なぜ道路を.
なぜパソコンを.
なぜ宇宙へ行こうとしたのか.

「功績」を追い求めて,自己を高く,承認してもらいたい,歴史に名を残したいがために.

私たちは何を追い求めているのか.

私たちは子どもに何を教えるのか.

子どもたちにだけ暑い地球を,自分たちが食い潰した地球を残し,押し付けるのか.

林檎の甘い果実を貪り,芯だけを残して,この世を去るつもりか.

種を植えるのすら子どもたちの世代に委ねるというのか.

教師は悲しいことに自分の下の人間にしか教えられない.
上の世代に伝え,教え,人格形成を解くことはできない.
上の世代を変えることは私たちにはできない.

残念でならない.

この記事が参加している募集

#SDGsへの向き合い方

14,798件

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?