ウサギ仙人と亀子

「子育ての神様」という異名を持つウサギ仙人。子育て中の亀子がウサギ仙人に「子育てのコツ…

ウサギ仙人と亀子

「子育ての神様」という異名を持つウサギ仙人。子育て中の亀子がウサギ仙人に「子育てのコツ」を訊ねます。ウサギ仙人がいろんな経験から子どもを幸せにするためのコツを伝授するお話です。

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  • 自己肯定感を高める方法

    子育てで一番大事な自己肯定感を高める方法の記事をまとめました。子育てに悩んでいる人におススメです。

  • ウサギ仙人の子育て術

    ウサギ仙人が自分の子どもに対して行った子育ての体験の話です。理屈ではなく、方法論と結果の両方がわかります。

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愛とは何か?

ウサギ仙人(ウ仙)に「愛とは何か?」という哲学的な質問をぶつけてみた亀子であったが、 ウ仙「おぬしは愛と恋は何が違うか知っておるか?」 亀子「愛と恋ですか?結婚するか付き合うかですかね?」 ウ仙「実は、恋は下心しかなくて、愛は心が中心にあるんじゃ」 亀子「へぇ~。なるほど」 ウ仙「いや冗談ぢゃ(笑)今の話は漢字のことじゃ。恋には下に心があるじゃろ。愛には真ん中に心が書いてあるじゃろ」 亀子「ふざけてないで、まじめに教えてくださいよ」 ウ仙「わしもよく結婚式のスピ

    • 赤ちゃんが歩くのは、世界が広がって見たいものがいっぱいできるから

      ウサギ仙人(ウ仙)から赤ちゃんの発達について学んでいた亀子であったが、 2歳まで歩けなかったバスケの神様亀子「友人の赤ちゃんがまだ歩き始めないと相談があったのですが・・・」 ウ仙「その子は生後いくつになるんじゃ?」 亀子「2歳近くになりますね」 ウ仙「それはちょっと気になるのぅ」 亀子「『マイケルジョーダンは2歳まで歩けなかった』と聞きましたから、むしろ大物になるかと・・・」 ウ仙「だからと言って『2歳まで歩けなかった子はみんなバスケの神様になれる』とは違うじゃろ

      • 赤ちゃんの最初の仕事は保護者探し

        ウサギ仙人(ウ仙)から子育てについて学んでいた亀子であったが、 本当は白鳥だったアヒルの子ウ仙「おぬしは『みにくいアヒルの子』という物語を知っておるか?」 亀子「アンデルセンの有名な童話ですよね」 ウ仙「アヒルの子なのに、一人だけみにくくて、兄弟からいじめられるという内容じゃ」 亀子「でも大きくなったら、白鳥になるんですよね」 ウ仙「そうなんじゃよ。要するに、白鳥の子が間違ってアヒルの兄弟に紛れておったんじゃよ」 亀子「それが子育てと何の関係が?」 刷り込みウ仙

        • これからの社会に適応できる子どもの育て方③AI社会

          ウサギ仙人(ウ仙)からこれからの社会に適応できる子どもの育て方を伝授してもらっていた亀子であったが、 ウ仙「コロナによって、社会が変化したことの3つ目はAIとの対話が増えたということじゃな」 亀子「たしかに手続きをする時に、AIとチャットするという機会が増えましたね」 ウ仙「コロナ禍が始まった時に、飛ばなくなった国際線の航空券の払い戻しをAIチャット相手に手続することになったんじゃ」 AIが作る選択肢の罠ウ仙「AIとチャットしていて、わしは返金してほかったのじゃが、航

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          これからの社会に適応できる子どもの育て方②無人化

          ウサギ仙人(ウ仙)からこれからの社会に適応できる子どもの育て方を伝授してもらっていた亀子であったが、 ウ仙「コロナによって、社会が変化したことの2つ目は無人化ということじゃな」 亀子「たしかに無人の餃子屋さんをよく見るようになりましたね」 ウ仙「餃子屋に限らず、飛行機の荷物を預けるところやホテルのチェックインアウトなど、完全に機械任せで対人接触のなくなったものがたくさんあるな」 自動化そのものは時代の流れウ仙「わしらが子どもの頃は、デパートに行くとエレベーターを操作す

          これからの社会に適応できる子どもの育て方②無人化

          これからの社会に適応できる子どもの育て方①オンライン化

          ウサギ仙人(ウ仙)から子育てについて伝授してもらっていた亀子であったが、 亀子「コロナのせいで社会がどんどん変化したので、息子が大人になった時にどんな社会になっているか不安なんです」 ウ仙「もちろん社会は常に変化をする。わしらが子どもの頃と今の社会は大きく変化しておるが、変わらないこともあるんじゃ」 スマホの登場ウ仙「わしらが子どもの頃は、通信手段はスマホはおろか、携帯電話すらなく、固定電話のみじゃった。Faxでさえ途中から登場したんじゃ」 亀子「そうでしたね。彼氏が

          これからの社会に適応できる子どもの育て方①オンライン化

          つわりは、お母さんも一緒に頑張ってというサイン

          ウサギ仙人(ウ仙)から子育て術について伝授してもらっていた亀子であったが、 ウ仙「おぬしは子どもがどうやって育っていくのかは知っておるかのぅ」 亀子「いや知りませんね」 ウ仙「子育ては子どもが相手なんだから、そもそもどう成長するのかを知っておれば、そんなに子育てに困ることはないんじゃよ」 亀子「ぜひ知りたいですね」 ウ仙「では胎児期からスタートしようか」 亀子「そんなに最初からですか?」 胎児期は受精卵から人類へ進化を遂げる時期ウ仙「人間は受精卵からスタートして

          つわりは、お母さんも一緒に頑張ってというサイン

          運のよさも3種類ある(天運)

          ウサギ仙人(ウ仙)から運のよさについて伝授してもらっていた亀子であったが、 ウ仙「もう一つの運は天運なんじゃ」 亀子「天運?」 ウ仙「天が与えてくれる運のことじゃな」 亀子「まったくイメージがわかないのですが・・・」 松下幸之助の天運ウ仙「またパナソニック創業者の松下幸之助の話になるがな。採用するときに天運を見たんじゃよ」 亀子「どうやって見たんですか?」 ウ仙「ある時、松下電器が『社員を一人採用したい』ということになって、就職希望者を面接したんじゃ」 亀子「

          運のよさも3種類ある(天運)

          運のよさも3種類ある(地運)①

          ウサギ仙人(ウ仙)から子育てについて伝授してもらっていた亀子であったが、 亀子「運のよさって人生にとって本当に重要なんですかね?」 ウ仙「そりゃ、そうじゃ。世の中でいわゆる成功している人の要因は『運のよさ』が9割なんじゃよ」 亀子「ドラクエ3で『遊び人』だけが運のよさが上がっていくので、運がいいと遊び人になってしまいそうで・・・」 ウ仙「ドラクエ3の運のよさは、敵を倒して宝箱を落として行ってくれる確率が上がるだけで、人生のステータスとは無関係じゃからな。運のよさについ

          運のよさも3種類ある(地運)①

          ごっこ遊びの人気役

          ウサギ仙人(ウ仙)から子育てについて伝授してもらっていた亀子であったが、 亀子「最近うちの子がごっこ遊びをよくしているんですが・・・」 ウ仙「3歳くらいになると、○○ごっこをよくするようになるからのぅ」 亀子「『鬼滅の刃』の煉獄さんの真似をしたりするんですが、将来乱暴な大人にならないんでしょうか?」 ウ仙「心配することはない。とくに男の子は、昔からヒーローごっこをしようとする傾向がある。女の子だと、ままごとが始まるのも3歳くらいなんじゃよ」 人気はペット役亀子「最近

          ごっこ遊びの人気役

          子どもの守備力(レジリエンス)

          ウサギ仙人(ウ仙)から子育てについて学んでいた亀子であったが、 守備力の高いチームが有利 ウ仙「プロのスポーツの世界でな、『攻撃は最大の防御』『防御は最大の攻撃』という言葉があるが、どっちが真実か知っておるか?」 亀子「スポーツでは点を取らないと勝てないですからね。『攻撃は最大の防御』ですかね?」 ウ仙「ところがな、実際のプロのスポーツ選手に質問すると、『防御は最大の攻撃』が真実だというんじゃよ。わしも、かの田臥勇太がいるブレックス栃木(現在の宇都宮ブレックス)の選手に

          子どもの守備力(レジリエンス)

          子育て四訓

          ウサギ仙人からしつけ塾の話を伝授してもらった亀子であったが、 亀子「反抗期の子どもとどう付き合っていけばよいんでしょうか?」 ウ仙「そもそも子どもとは年齢に応じて、距離を変えないといかんのじゃ」 亀子「距離?」 ウ仙「子育て四訓というものがある」 乳児は、肌を離すな 幼児は、肌を離して手を離すな 少年は、手を離して目を離すな 青年は、目を離して心を離すな亀子「誰が言い出したんですか?」 ウ仙「一説にはアメリカのインディアンに伝わる言葉らしいのじゃ」 亀子「いい言

          韓国のしつけ塾②

          ウサギ仙人(ウ仙)から韓国のしつけ塾について伝授してもらっていた亀子であったが、 亀子「このしつけ塾ではどんな授業が行われるんですか?」 韓国のしつけ塾と日本の寺子屋はそっくりウ仙「午前中は礼法や漢文の授業で、午後からは野外で活動するんじゃよ」 亀子「礼法?」 ウ仙「韓国には礼の作法が3つあるらしく、それを徹底的に身に付けさせるそうじゃ」 亀子「 茶道で言う『真・行・草』の礼みたいなものですかね」 ウ仙「そうじゃな。姿勢が悪いと、訓長から指導を受けるそうじゃ」

          韓国のしつけ塾②

          韓国のしつけ塾①

          ウサギ仙人(ウ仙)からしつけについて伝授してもらった亀子であったが、 ウ仙「韓国にはな、いろんな塾があるんじゃよ」 亀子「いろんな塾?」 ウ仙「たとえば遊びを教えてくれる遊び塾とか、しつけ塾とか。韓国は超受験社会で勉学が忙しすぎるので、学校の宿題を代行してくれる宿題代行業者もいるらしい」 亀子「しつけ塾?しつけを教えてくれるんですか?」 李氏朝鮮時代の生き方を守る村・青鶴洞 ウ仙「釜山から40分くらい車で行ったら、智異山という山があるんじゃがな。その山の中に青鶴洞

          韓国のしつけ塾①

          しつけは三つだけでいい

          ウサギ仙人(ウ仙)から子育てのことを伝授してもらっていた亀子であったが、 亀子「3歳となれば、しつけのことを考えないといけないと思うのですが・・・」 国民教育の父・森信三の三つのしつけウ仙「戦前に国民教育の父と呼ばれていた森信三氏は『しつけは三つでいい』と言っておるんじゃよ」 亀子「えー!たったの三つですか?」 ウ仙「そうなんじゃよ」 ①朝起きたら、自分から挨拶をすること ②名前を呼ばれたら「ハイ」と返事をすること ③靴を脱いだら揃える、席から立ったら椅子を入れるこ

          しつけは三つだけでいい

          子どもに身に付けさせるべきことNo.3

          ウサギ仙人(ウ仙)から子どもに身に付けさせるべきことを伝授してもらっていた亀子であったが、 亀子「子どもに身に付けさせるべきことシリーズの続きを聞いてみたいんですが・・・」 親に感謝するウ仙「実は3つ目は親に感謝ができるということなんじゃよ」 亀子「親ガチャだから、感謝できるかどうかは親次第なのでは・・・」 ウ仙「もちろん親のほうも感謝されてしかるべき子育てをしないといかんがのぅ」 亀子「感謝されてしかるべき子育て?」 ウ仙「前にも話した思うんじゃが、子どもが親に

          子どもに身に付けさせるべきことNo.3