帰国後の日々 前編 LAに置いて来たハート
こちらは高1の夏休みにホームステイを終え、日本に戻ってからのお話になります。
子供の頃からの願いが叶い、LA でのホームステイを体験して来た私ですが、
約1ヶ月近く私を滞在させてくれて、家族の一員のように接して下さった
ホストファミリーとのお別れは、とても悲しく胸が痛みました。
日本に戻って来てからも、時々思い出しては涙がこぼれたのを覚えています。
そんなある日、ちょうど帰国して一週間が過ぎる頃、私の大好きな
ホストファミリーから手紙が届き、お別れした日の事が綴ってありました。
”あなたを見送った後、あなたの居ない家に戻り、私たち家族はたくさん泣きました . . ."
英語では ”We cried and cried. . .”と書いてあった事を今でも忘れません。
そしてそれから、自然に、
大好きなAmericaのFamily に、英語でお手紙を書く日々がスタートしたのです。
高校から帰って来ると、”Dear ~ , ” 親愛なる〜, で手紙を書き始め、
相手の様子を尋ねる "How are you? " 、そしてその日の出来事などを
辞書を使いながら私なりに一生懸命に書いた記憶があります。
そして、特にHost mother がほぼ毎回のように返事を下さいました。
学校から帰宅すると、ポストを開けてみる事が習慣になって行きました。
遠いAmericaから海を渡って届いた
手紙は、どれもが宝物のように大切でした。
思えば、日本で生まれ育った私にとって、毎日のように英語で手紙を
書くと言う経験は、教科書を見て覚える英語とは一味違い、実践的なものであった
と感じます。
そして自分自身も、決められたものを暗記するより、
実際に自分が使いたくて調べた言葉や、Hostfamily が書いて下さった
内容が知りたくて調べた英語は、身につきやすかったと感じます。
(教科書でも、どんどん覚えられる方もおられると思いますので、
これは個人差がある事かも知れませんが)
そのような日々を送る事1年近くが過ぎようとしていた頃、
思いも寄らない、私にとって嬉しいお知らせが届きました。
続きのお話は ”日本帰国後. . . (高校生編 嬉しい知らせ)に
記して行きます。
Thank you for reading !
Have a good day!
Ashley*
*まとめ*
読んでくださる相手がいる事によって、慣れない英語でも
毎日ように辞書を使い、手紙を書くことができました。
やはり、言語はコミュニケーションのツール、
読んで下さる方がいる事に感謝です。
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