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シンガポールでSTAY@HOME 6月23日(金)通算1173日目 グリーン(DORSCON)131日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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6月23日(金)通算1173日目 グリーン(DORSCON)131日目

 昨晩、用事があって祖母と電話していた。普段は母も交えて3人で通話するのだが、昨日は珍しく2人での会話だった。以前から祖母にある要件を頼んでいるものの、複雑な話のためか情報が伝わらない。昨日も、もう一度電話越しに話していた。

 断っておくと、普段祖母に言いたい内容が伝わらなくて困ることはない。それだけに、今回の話が複雑なのだろうと思い、もう一度説明していた。しかし、やはり伝わらない。どうしたものか、と頭を悩ませていると母がやってきて「頼むのは諦めて、自分で国際電話かけたら」と言い放った。実を言えば、母が来る10分程前に私も祖母に同じことを伝えたのだが、その際には「大丈夫」と断られたのだ。祖母はまた同じ返事をするだろうと思っていたら、今回は「ほな、そうしたら」とあっさりと受け入れてしまった。さっき大丈夫と言ったのは何だったのか、と混乱したまま電話は終わった。

 祖母の返答が急に変化したことを母に伝えると、「そら、あんたと話したかっただけやろ」とのこと。母いわく、話の内容に関係なく祖母は、私と会話できることにだけ重きを置いていたらしい。それならあっさり引き下がったことにも、返事が変わったことにも納得がいく。きっと、結局私が自分で動くことも織り込み済みだったのだろう。母の口ぶりからすると、そのお茶目な思惑に気付いていなかったのは私だけのようだ。新型コロナウイルスの流行で帰国できない間も、祖母には結構な頻度で連絡していたつもりだったが、もう少し回数を増やした方がいいのかもしれない。

去年(2022年6月23日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年6月23日)の記事はこちら↓

3年前(2020年6月23日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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