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シンガポールでSTAY@HOME 11月22日(火)通算960日目 イエロー(DORSCON)211日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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11月22日(火)通算960日目 イエロー(DORSCON)211日目

 シンガポールで暮らしていると、当然ながら英語で電話をかける場面がある。レストランの予約に代表されるような、相手も自分も何を言われるかある程度想像がつく部類のものは意思疎通に困ることはない。問題は、それ以外の用事で通話が必要なときだ。

 それでも相手が、こちらの事情を最初から把握している場合は良い。それよりも、状況を最初から説明するとなると特に苦手で、焦るあまり「どこから話すと分かりやすいのだろう」と混乱することもしばしばだ。結果、なかなか伝わらず、時間がかかることもある。ただ、不幸中の幸いにして、相手もこちらの事情をくみ取ろうと一生懸命質問してくださる。お陰で、一応のゴールに到達できるのだ。

 新型コロナウイルスの流行が始まって、人との会話が減り、以前よりも英語が下手になったのでは思うことはある。認めたくはないものの、この可能性を否定できる要素は何もない。しかし、それ以上に言語を問わず人との会話が減ったことによる、説明する力が低下しているような気がしている。前述のような事情を理解してもらう必要がある場面でも、日本語で言いたいことがまとまっていれば、もう少しスムーズに会話できたような気がする。実際は母語でも頭がぐしゃぐしゃだったため、一層の混乱を招いてしまった。

 毎日こうして書いているnoteは、校正が可能だ。最初は前後が繋っていなくても、読み返すことである程度の整理をつけてから公開できる点が、会話との決定的な違いだろう。誰かに説明するときは、ある程度頭の中を整頓しておく必要があるという、当たり前のことを噛み締めている。


去年(2021年11月22日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年11月22日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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