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シンガポールでSTAY@HOME 11月20日(月)通算1322日目 グリーン(DORSCON)280日目

シンガポールでは2023年2月13日に、病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関におけるマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOの明確な終息宣言はないままです。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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11月20日(月)通算1322日目 グリーン(DORSCON)280日目

 先日YouTubeを開いたら声優兼カメラマンの人が、他の声優をカメラで撮影する、という動画を見つけた。何となく開いてみると、本格的な室内の撮影スタジオが映っている上に、被写体である声優に着てもらう服もそのカメラマンが選んでいるらしい。想像以上に本格的だなと思い、そのまま視聴していると、被写体の方の声優が「撮影されるのが苦手」と話していた。雑誌や動画等、生活上で声優を目にする機会は昔よりも増えた印象だが、やはり全員が撮られ慣れているという訳ではないらしい。私も写真になると顔が強張るので、シンパシーを覚えてしまった。その一方で、カメラマンはどうやって相手を乗り気にさせるのだろうと興味が湧いた。

 すると、撮影しながらものすごく相手を褒め始めた。おべっかやお世辞というよりは、本当に良いと思える部分を瞬時に探し出してその点に関して言及する、といった風に見える。実際、他の相手には違う言葉をかけていたので、同じフレーズを使いまわしている訳ではないようだ。

 ふと、私は最後に誰かを褒めたのはいつだろうと思った。相手をポンポン褒めることが重要な仕事をしている訳ではないが、この動画を観ていると個性や良さを尊重するための大切なコミュニケーションの1つに感じる。最初は上手くいかないかもしれないものの、まずは自然に良い所を探し出せるようになりたいものだ。

去年(2022年11月20日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年11月20日)の記事はこちら↓

3年前(2020年11月20日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。




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