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シンガポールでSTAY@HOME 4月23日(日)通算1112日目 グリーン(DORSCON)70日目

シンガポールでは病気のリスクを示す指標であるDORSCONが鳥インフルエンザ等と同じ緑に変更され、公共交通機関ではマスクの着用義務が撤廃されました。以前の生活に戻ってきていることを日々実感していますが、WHOは収束宣言をしていません。当地での様子を引き続き記していますので、お付き合いいただけますと幸いです。
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4月23日(日)通算1112日目 グリーン(DORSCON)70日目

 ふと先週を振り返ってみると、何度も祖母に電話していた。主な理由は私がフリマアプリで買おうとした商品のせいだが、同じ週の間で何度も連絡を取ることは稀なため、少し不思議な感じがする。通話の頻度が上がったことにより最終的には、一緒に暮らしていなくても、時間帯から何となく相手の行動が分かるレベルにまでなった。

 文明の利器のお陰で、遠くに居ても密な連絡が取れるのはありがたい限りだ。しかし、うちはどうも話したがりの集まりらしく、1回の通話が長くなりがちで、下手をするとそれぞれが着地点のない話を繰り広げるだけで、通話で半日が潰れてしまいかねない。そのため、無目的に同じ頻度で電話しようとは思えないのだ。

 お互いのプレッシャーやストレスにならず、なおかつ様子を知るには、どの程度の連絡頻度が丁度良いと呼べる塩梅なのだろうか。家族の性格や生活スタイルによって様々だとは思うが、未だに我が家は最適解と呼べる所に着地できていない。単純に頻度を減らすことが目的なら、当然メッセージでのやり取りを中心にすることはできる。ただ、それはなんだか冷たいと思われる可能性がある。それに私としても、声が聴きたくないという訳ではない。新型コロナの流行という、今まで以上に連絡が必要な時期を数年経過しても見つけられないことを考えると、案外その過程の方が大切なのかもしれない。




去年(2022年4月23日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年4月23日)の記事はこちら↓

2年前(2020年4月23日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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