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シンガポールでSTAY@HOME 12月23日(金)通算991日目 イエロー(DORSCON)242日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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12月23日(金)通算991日目 イエロー(DORSCON)242日目

 少し前の話だが、とある小説を読んでいると事実と違うことが記載されていた。断っておくとパラレルワールドやファンタジーのように、現実と異なるこの部分が設定の一部という訳ではなく、恐らく本当に勘違いして執筆されたと思われる。断定できないのは、自分に関係がある点だったこともあって、ショックで続きが読めなくなってしまったからだ。ちなみに、最後まで読めていないので明言できないものの、恐らく物語の本筋には関わってこない部分ではある。

 それでも一応、出版社には連絡をした。ただ、返信を得られないまま1カ月以上が経過している。著者にTwitterで伝えることも考えたが、大っぴらに指摘がしたい訳ではない。結局、先ほどもう一度、出版社にメールを送ってみた。

 該当箇所は偶然私に関係があることだったが、恐らく多くの人は無関係なので、この間違いに何かを感じる人はごくわずかだと思う。出版社から返事がないのもそれが影響していると想像するものの、その事実がマイノリティ側に居るのだという事実を突きつけてくる。

 今まで多数派も少数派も仲良くすれば良い、程度にしか考えていなかったが、それはマジョリティに属している人間の考えなのだと痛感した。例えば、「普通は」や「常識的に」等から逸脱したとき、1回1回は足を踏まれる程度の痛みかもしれない。しかし、痛いことに変わりはないはずだ。今回の経験を通して、コミュニケーションの上で、自分は他人の足を踏んでいないか、もっと気を配る必要があると感じている。


去年(2021年12月23日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年12月23日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。


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