見出し画像

シンガポールでSTAY@HOME 1月20日(土)通算1383日目 グリーン(DORSCON)341日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
―――――
1月20日(土)通算1383日目 グリーン(DORSCON)341日目

 突然だが、皆さんはAIについてどう考えているだろうか。私は正直なところ、否定的な方だ。もちろん、要所要所で使うには便利だろう。例えば自分の書いた文章にアドバイスをくれたり、新しいアイデアを提供してくれたりすると、実際にその指摘を使わないにしても思考が柔軟になって良いと思う。ただ、アシスタントのような立ち位置から浸食しないで欲しいと強く感じているのだ。

 先日、芥川賞を獲った九段理江「東京都同情塔」には、5%くらいAIが生成した文章が使用されているらしい。読んでいない以上本当は何かを言うべきではないと思うのだが、非常にショックだった。物語にAIが登場するそうだが、だからといって使用するのは安直に感じる。今まで数多くの小説家が、自分とは違う職業や生活を送る人々を描いてきたが、自分が経験していないからと言ってその人の台詞を代筆してもらった、という作家はいないはずだからだ。

 ただ、九段さんはある意味で自分の限界知っているからこそ、AIを使う技法に踏み切ったのではないかとも思う。そしてそれは、いつ誰の身にも起こる可能性のあることで、今後はむしろ表記がない限りAIと共同作成、といった作品が普通になる可能性もある。

 言うまでもなく、法律の整備よりも技術の発達が早いため、今後もこういった話は出てくるだろう。国や組織の答えを待つよりも先に、個々人のスタンスと照らし合わせて付き合い方に落とし込む作業は必要になりそうだ。

参考文献
文春オンライン「『すべて試して、言葉でどこまでいけるか見てみたい』新芥川賞作家・九段理江が『生成AIが登場する小説』を書いた理由」(2024年1月20日11時50分閲覧)
「すべて試して、言葉でどこまでいけるか見てみたい」新芥川賞作家・九段理江が「生成AIが登場する小説」を書いた理由 | 文春オンライン (bunshun.jp)

国土交通省のウェブサイトでは、交通や物流に関しての情報が得られるリンクを貼っている。↓(2024年1月2日10時27分閲覧)




去年(2023年1月20日)の記事はこちら↓

一昨年(2022年1月20日)の記事はこちら↓

3年前(2021年1月20日)の記事はこちら↓

―――――
最後までお読みくださり、ありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?