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シンガポールでSTAY@HOME 11月13日(日)通算951日目 イエロー(DORSCON)202日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。
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11月13日(日)通算951日目 イエロー(DORSCON)202日目

 昨晩はラーメンの気分だったのだが、繁華街にある日系の店はピークタイムで長蛇の列。人気なのは喜ばしいものの、並ぶ気力はなかったため、家の近所にある中華料理店に行き先を変更した。時間帯の影響もあり、こちらも並ぶことにはなったが、列は短めだった。麺類以外にも豊富な料理が揃っており、デリバリーを利用している人も居ることから、激しい混雑ではなくてもスタッフは忙しそうだった。

 母と共々、辛い担々麺を注文して待っていると、隣りの席に家族連れがやってきた。一時期は新型コロナウイルス対策として席の距離が決まっていたが、今は撤廃された影響か、会話の内容がよく聞こえてくる。どうも、家を探しているようだ。

 シンガポールでは家賃が高騰しており、在外邦人の誰と会ってもこの話題になる。当地のニュースでも取り上げられており、場合によっては70%アップという人も居るとのこと。なぜ値上がりしているのか理解していなかったが、2つほど理由があるようだ。1つ目は新型コロナで海外から労働者が来なかったため、建築が滞っているから。2つ目は、今まで部屋数よりも人数が多い状態で暮らしていた人が、在宅勤務の環境を整えるべく一人暮らしに変更するケースがあり、以前より家の需要が高まっていること。ちなみに持ち家でもローンの返済がある場合も、高騰に巻き込まれている。

 新型コロナが、色々なものに影響を及ぼすことは今までにもあった。しかし、流行の始めの頃に多発した印象が強く、既に3年目になった今になって問題が浮上した点で、少し異質に思う。正直、住宅事情でも大変なので、これ以上問題が新たに浮かんで来ないことを願うばかりだ。

参考文献
CNA「Overwhelmed, defeated’: Expats face up to 70% rise in housing rents as prices hit record highs」(2022年11月13日19時閲覧)
'Overwhelmed, defeated': Expats face up to 70% rise in housing rents as prices hit record highs - CNA (channelnewsasia.com)

去年(2021年11月13日)の記事はこちら↓

一昨年(2020年11月13日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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