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シンガポールでSTAY@HOME 9月22日(木)通算899日目 イエロー(DORSCON)150日目

シンガポールで採用されている警戒レベルDORSCONが、新型コロナウイルスの流行以降、2年ぶりにオレンジ色から黄色へと4月26日に変化しました。また、ワクチンが完全接種であれば、入国に検査と隔離も免除となり、一層かつての生活に近づいてきていることを実感します。

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9月22日(木)通算899日目 イエロー(DORSCON)150日目

 昨日、Twitterを眺めていたら、在外邦人がシンガポールの店員の態度について言及しているものを見つけた。投稿した人にとって、当地の接客は酷いようで「せめて並の接客であってほしい」らしい。その人は暮らし始めて3カ月程度とのことで、まだ不慣れな部分も多分にあるのだろう。既に何年か暮らしていると思われる他の在外邦人がすぐに慣れる、といったコメントをしていた。個人的にも、当地の接客がすばらしいとは言わない。ただ「並」とは何だろう、とは思う。

 統計的なものではなく、文脈から想像するに、どうも本人の体感から来る印象のようだ。他にも「日本人的に」といった言葉も使用しており、自分の体感を一般化しているのではないかと思われるフレーズが見受けられる。接客に関しては、時間の経過と共に慣れるかもしれないが、自分の感じたことを普通とする感覚は非常に危うく感じる。

 新型コロナウイルスの流行で他者との関わりが減少した結果、自分の考えを修正する機会も減った。これは私自身も注意したいと思っていることだが、1つの考えに固執する状況に陥りやすいのだ。

 日本で暮らしている日本人と比べて、圧倒的に在外邦人は少ない。加えて暮らし始めた経緯はそれぞれ異なっており、一概に「日本人は」とは言えない場面も多い。ただ、一般化できないことで、個々が自由に過ごしやすいのは利点だ。自分も含めて、違うことを謳歌できればと思う。

去年(2021年9月22日)の記事はこちら↓

一昨年(2021年9月22日)の記事はこちら↓

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最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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