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シンガポールでSTAY@HOME 9月22日(水)通算534日目 フェーズ2強化版(2回目)の63日目

昨年4月のロックダウン以降、徐々に規制を緩めてきていたシンガポールですが、変異株デルタが入ってきた辺りから、感染者数に合わせて強化と緩和を使い分けているようです。現在はフェーズ2強化版に戻り、一時期は外食ができない状態でしたが、8月10日よりワクチン接種が完了した人に向けて、再開されました。

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9月22日(水)通算534日目 フェーズ2強化版(2回目)の63日目

 ファイザーが5~11歳に対しても、新型コロナウイルスワクチンが使えるように申請するそうだ。まだ認可された訳ではないが、個人的には良い動きだと思う。

 シンガポールでは小学校を卒業する前に試験があり、その結果が進学先に直結する。当地のカリキュラムに詳しい方ではないが、日本の中学受験以上にその後の人生を左右する試験として、位置づけられている印象だ。新型コロナの流行があるため、9月30日から開始となる試験前に当たる9月25~29日まで、6年生は在宅学習となる。また、1~5年生も今月27日から6年生の試験が終了する10月6日まで、同様に家での学習を基本にするようだ。

 現在シンガポールでは、12歳以上にワクチン接種が認められている。当地では学年の切れ目は日本とは異なるが、誕生日がきていない11歳の6年生も居るはずだ。今年の受験には間に合わないものの、来年以降の試験を控えている児童だけでなく親や教師も少しは安心して迎えられるだろう。

 先月だったか、NHKのニュースでも大学受験のために渋谷のワクチン接種に応募している高校生が取材を受けていた。試験や学力が全てだとは思わないが、自分の実力とは無関係の部分でその後の人生が左右される事態は、存在すべきではないと思う。それだけに、副反応などの部分はしっかりと見極めた上で承認が降りて欲しい反面、早く認可されて欲しいとも考えてしまう。

参考文献
Reeracoen Singapore「【5分で徹底解説】学歴重視社会のシンガポールでの第一ステップ、"PSLE"とは?」(2021年9月22日11時38分閲覧)
https://www.reeracoen.sg/ja/articles/singapore_PSLE

NHKニュース「ファイザー 5~11歳もワクチン接種対象に拡大 近く申請へ」(2021年9月22日11時39分閲覧)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210921/k10013269361000.html

TODAY「To curb Covid-19 spread, 'study break' for Pri 6 pupils before PSLE; 10-day home-based learning for Pri 1-5」(2021年9月22日11時40分閲覧)
https://www.todayonline.com/singapore/curb-covid-19-spread-study-break-pri-6-pupils-psle-10-day-home-based-learning-pri-1-5

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最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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