9泊10日の逃避行
皆さまお久しぶりです。
虐待サバイバーの明日葉 ありすです。
実は今月(2022.08)の1日から9泊10日で、東京を離れていました。海の近い大好きな町へ、女の一人旅です。
行かせてくれた夫のマッドさんに感謝です。
特別な用事が有る以外は、家からほぼ一歩も出られなくなり、久しく経ちます。虐待経験で人との距離感が分からない反面、他者との良い関係性を望んでもいます。実際、どんなバランスで過ごせば良いのか全く分からなくなってしまい、誤魔化しながら、やり過ごしながら生きています。
そんな中、立て続けにトラウマを刺激する出来事に遭遇してしまい、最適解も分からないまま疲れ切ってしまった感じがします。
とにかく、大好きな海が近くて、月や星が綺麗に見える場所に身を置きたい。以前に書いた記事で、チラッと吐露しています。
羽田を飛び立ち、しばしのフライトです。
滞在した先は、恐らく(いや、かなり)不便な町です。
空港から、かなりの時間を要します。
良くしてくれる方たちとも知り合えた、小さな町を目指します。コロナ禍で、何度か再訪を諦めざるを得なかったので、やっと…という感じです。
昭和レトロ漂う、素泊まりのゲストハウスでお世話になりました。
靴ずれをしたと話したら、わざわざお薬を買ってきてくださるような、優しいご老体が営んでいらっしゃる宿です。
久しぶりに再開する方たちとお喋りさせていただいたり、飲食店を営んでいらっしゃる知り合いからは、おつまみをサービスしていただいたり。
「今朝釣れた魚を貰ったから」と、煮付けを作っていただいて、食べ切れなかった分を宿へ持って帰らせていただいたり。
日の出が素晴らしくて。
町中でも月が明るくて。
出かけて行った場所では、「陽を遮る場所が無いから辛いでしょ」と、わざわざ傘を持って追いかけてきてくださった地元の御婦人が居て、その優しさを噛み締めながらいただくカステラとお抹茶が美味しくて。
この町へ、もしかしたら移住することになるかも知れません。
私の虐待後遺症にどう作用するかは未知数ですが、少なくとも、疲れた時に目一杯力を抜く事ができる、人がゴチャゴチャして居ない場所が、たくさん有る事だけは確かです。
私が最も大切にしている音楽を活かし続けることも出来そうです。ノマド暮らしを支えてくれるであろう下地も出来つつあります。
頑張ってくれているマッドさんに感謝です。
甘っちょろい話だと言われるかも知れません。
でも、無理解や虐待を通して我慢を強いられ続けてきた人生とは、そろそろお別れしたいと思います。
こっちに幸せがありそうだと感じた方へ。
他人軸ではなく自分軸へ。
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