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【本要約】これで正答率が20%上がる!「最高の勉強法」

科学的根拠に基づく勉強法があります。
この学習法に基づき勉強すれば、あなたのテストの正答率が20%上がります!

こんにちは、けいごです。

勉強するなら、成果だしたいですよね?

「成果を出すにも、効率的な勉強法なんてわからない!」そう感じたあなた。
本記事では、科学的根拠に基づく勉強法を紹介します。

これで、テストの正答率が20%アップします。
では、その方法を見ていきましょう。


科学的根拠に基づいた勉強法4つ

本書では、効果的な勉強法を4つ紹介しています。
以下にまとめていきます。

アクティブリコール

アクティブリコールとは、以下のことです。

勉強したことを能動的に思い出すこと

別名、想起練習、練習テストとも言われます。
言葉の通り、学習したことを思い出す作業を行います。効果的な学習には、「アウトプット」が必要です。

心理学の研究者であるローディガーとカーピックが2006年に発表した研究によると、アクティブリコールと通常のインプット勉強法の間に、約20%の効果の差があることがわかりました。一週間後の効果が、圧倒的にアクティブリコールによる学習の方が高かったことが証明されています。

アクティブリコールを使った学習法として、著者のオススメの方法は以下です。

白紙勉強法

これは、「ブツブツ呟いて教えているフリをしながら書き出す白紙勉強法」です。
コツは、「インプットするものを思い出しながら教える意識」です。

分散学習

一夜漬けのように、あるまとまった学習範囲は「集中学習」と呼ばれています。
一方で時間をあけて勉強することを「分散学習」と呼びます。

この「分散学習」の方が、「集中学習」よりも、学習効果が高いということです。

1979年にバーリックが行った研究によると、1日にまとめて学習したグループと分散学習を行ったグループの差が、20%以上の正答率の高さとなりました。

1980年代に分散学習を取り入れた学習ソフトウェアを開発した、ピョードル・ウォズニアックが、自分自身で行った実験の結果は以下です。

初回学習:1日後
2回目:7日後
3回目:16日後
4回目:35日後

このスパンで学習をすることが、効果的とされました。
しかし、定期的な分散学習と、不定期な分散学習、どちらがいいのかは結論がでていません。

あくまでも、参考程度にこのスパンを活用してみましょう。

精緻的質問

精緻的質問とは、以下のことです。

頭の中で自分と自分が質問や会話をしながら、学習していく方法

つまり、自分が自分に質問をして、知を深めていく方法となります。

具体的な方法は、「なぜそうなっているのか?」などと質問していきます。

精緻的質問と似ている学習法として「自己説明」があります。これは、「学習の理解度や問題を解く過程を説明する学習法」です。

例えば「1×2」という問題を解くための計算では、「このように解く」ということを説明します。

インターリービング

最後に運動のスキルにも応用できる学習法も紹介します。

これがインターヒーリングです。インターヒーリングの説明は以下です。

似ているけども異なった複数のスキルや勉強を交互に学習すること

オタワ大学の研究では、玉投げによるインターヒーリングの実験を行いました。
実験の結果、90センチ離れた的だけを狙うよりも、60センチ離れた的と120センチ離れた的を狙う練習したグループの方が、的に入れるのが上手くなっていました。

このように、一つの学習内容に対し、複数のスキルやタスクを行う学習をした方が、効率が良くなります。

しかし、インターヒーリングには注意点があります。それは、全く異なる教科を混ぜ合わせても意味がないということです。
例えば、英語とインドネシア語を同時に学習することです。

つまり、同じ分野について、異なるタスクを実施することが重要です。

学習モチベーションアップ!

学習を始めるのであれば、「自分との関連を考える」ということがモチベーションアップにつながります!

勉強する時に、何故それを学ぶべきなのかを明確に見出せていれば、それは大きなモチベーションになります。

学習内容について、自分の生活や人生にどのように関わるのか、何故それを勉強するのかを書き出してみましょう。

まとめ

アクティブリコールと分散学習、そして自分自身への質問は、学習成果を20%向上させることが出来ます。

これらを活用した著者独自の学習法として、「白紙の紙にとにかく書き殴るということを勧めています。
つまり、以下のようなステップを踏むことです。

インプット

参考書を見ず教えるようにアウトプット

アウトプットを定期的に繰り返す

これらに加え、以下のような学習を適度にしていきます。

  • 自分自身で学習の理解度を確かめる

  • 同じ分野に異なるタスクで学習する

これらを組み合わせることで、最高の学習をすることができます。

明日から実践してみましょう!

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