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アンティークショップに行ってきた

今日はデンマーク人の友人とセンター街に買い物に行ったついでに近くにあるアンティークショップに入ってみました!

古い写真やフレーム、食器など沢山の雑貨が並んでいましたが、奥に入ると古い本を扱っているスペースを発見。その友人は大学で文学を専攻しているので昔の本の作者や歴史に詳しくとても興奮していました!

店のオーナさんもとてもフレンドリーで親切な方で、どこ出身なの?と聞かれ日本!と答えた瞬間、僕はほんとに日本のアートや春画が大好きでずっと行きたかったんだ!!本当に素晴らしい国!歌舞伎も見たいし京都にもぜひ行ってみたい!と顔を赤くして言ってくれたのは本当にうれしかったです。日本の春画や夏目漱石などの文学作品を趣味で集めているらしく、本当に好きなのが伝わってきました。このような場面で私の受験の時の日本史選択が役に立ってくれればいいのですが、全てと言っていいほど忘れているのでもう一度復習しなきゃ!と思いました(思っただけ)

海外に行ったときに不思議に思うのが、時々ある分野に関して日本人よりも知識を持った外国人に遭遇することです。毎回「あ、自分って全然自分の国のこと知らないんだな、、」と痛感させられます。

また、同じ店にいたクマさんのようなおじさんが、「日本出身なら空手はしているの?」と話しかけてくれて、私は小学校2年生から空手をやっていたので「やっていたよー」と答えると、「僕もやっているんだ!前は夜に仕事があってなかなか行けてなかったけどオーデンセに引っ越してきてから毎週習いに行く時間ができたんだ。君も空手クラブに来てみるといいよ」と行ってくれました。私の人生で後悔していることの一つが空手を途中でやめてしまったこと。海外でホームステイなどをしたときに何度も空手しとけばよかったなーと思うことがありました。

日本出身と言っただけで話しかけてくれたり、話題が広がったり、人ととのつながりが増えるのはとてもうれしいし、改めて日本ってすごいんやな、と誇りを感じました。

また、その店でびっくりしたのは1700年代の聖書や文学作品を手軽に手に入れることができること!!日本であれば厳重に保管されているはずであろう本が、この店では「さわれる・お得・種類が豊富」

オーナーさんも「これは印刷技術が発達してなかった時代の本だからあまり出回ってない貴重な本なんだ」と言いながらその本を机の上にポーンと投げたり、パンパンたたいたり(笑)でも最後は一応ロックのかかった部屋に保管していましたが。

結局その友人は

English Verses Early Lyrics To Shakespeare 1939年出版

Lyrical Poems by John Keates 1897出版

Pride And Prejudice by Jane Austen 1915出版

の3点を購入して4500円ちょっとでした(オーナーさんがおまけしてくれたらしい)

古い洋書を気軽に見れるのも新鮮な体験でした!

ちなみにこのRasmus Klumpという本はデンマークで子供の時にみんな読むので、誰もが知っている本だそうです。(この猿かクマ?のキャラクターはミッキーマウスに相当するくらいデンマークでは有名らしい)

今度はアンティークショップで面白いものを掘り出して、買ってみようと思います!

では!hej hej~

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