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#2 美しい自然を直に体感できる島「ランカウイ島」 (2022 マレーシア旅)
思い立ってシンガポール/マレーシアに行こうと思い、航空券を購入。シンガポール・チャンギ国際空港で乗り継ぎを経て、マレーシア・ランカウイ島で2日間を過ごしました。
今回は私がランカウイ島へ予備知識なしで行って感じたこと、楽しめたことをお伝えしていきます。
なぜランカウイ島に行ってみようと思ったのか
![](https://assets.st-note.com/img/1668321159085-sQNhCJ7g2p.jpg?width=800)
シンガポール国内やクアラルンプールで過ごす選択肢があるのに、なぜランカウイ島を選んだのか。
一言で言うならば「デジタルデトックスをしたかったから」になります。
デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。
仕事でもプライベートでも、日常的にパソコンやスマートフォンを使い、いくつもの通知やメッセージに向き合う日々。日本国内の都市にいる限りは難しく、目の前の自然に集中する機会を設ける日があっても良いなと感じたためです。ランカウイ島でもスマートフォンは普段通り使えますが、カメラやマップに使途を限定して行動することにしました。
ランカウイ島ってどこ?どんな島?
改めて、ランカウイ島について簡単に紹介します。
ランカウイ島は、マレーシア最北部、タイにも隣接する位置にある離島。大自然あふれていて、美しい山と海が楽しめる島です。
島全体がユネスコ世界ジオパークに認定されており、地質学的にも国際的に価値があると認められています。地質学というとアカデミックですが、特徴的な地形地質と自然が調和されている環境と私は解釈しています。
そんなランカウイ島ですが、空港の中にはスターバックス、バーガーキングも出店しており、島の発着地としてはしっかり整備されていて驚きました。
ですが空港の外に出てしばらくタクシーで走れば、街の喧騒など存在しない、山、田畑、所々民家という景色。
これだ、求めていたのは・・・!
![](https://assets.st-note.com/img/1668268984550-KwUiSMqiKQ.jpg?width=800)
ここからは1泊2日の観光していった中で、私がランカウイ島を訪問して感じたことを写真入りで紹介してきます。
スケールあふれる、山の自然。
島北西部にある「スカイキャブ ランカウイ ケーブルカー」と呼ばれるロープウェイに乗車。島の標高の高いところから島内やマラッカ海峡を俯瞰した景色が堪能できるのが特徴です。約25分の乗車で頂上駅へ行けます。
![スカイキャブ ランカウイ ケーブルカー 出発地点](https://assets.st-note.com/img/1668271696519-2eEYYfT4gq.jpg?width=800)
一般車両のほかに、床が透明な車両や窓ガラスなしの車両もあり、チケット購入時に選択可能。
![スカイキャブ ランカウイ ケーブルカー 到着地点付近の景色](https://assets.st-note.com/img/1668271713359-ThHnbmNqdp.jpg?width=800)
ケーブルカーの頂上駅からは、空中のつり橋「スカイブリッジ」にアクセスできます。山と海を一度に見れる絶景ビュースポットです。
![](https://assets.st-note.com/img/1668272234847-lVyHknmc7u.jpg?width=800)
![スカイブリッジ併設のカフェからスカイブリッジを眺める。](https://assets.st-note.com/img/1668272477138-kYTFJlCkdu.jpg?width=800)
山肌と岩、海を間近で見ることができる。ジオパークに選ばれたのも頷ける
![](https://assets.st-note.com/img/1668272278809-XV9B6pPvnF.jpg?width=800)
このスカイブリッジへの道中のアクセスは、ロープウェイで上がった後、モノレールまたは山道ウォーキングを選択できます。
楽に移動するなら往復ともモノレールなのですが、往路と復路でそれぞれ別々で組み合わせることで、さらに自然を満喫できる体験となります。
私は往路をウォーキング、復路にモノレールを使いました。ウォーキングでは山道なのでアップダウンもありますが行路の途中ではさまざまな植物に出会うことができました。
![](https://assets.st-note.com/img/1668272208345-YUmXXGVhQt.jpg?width=800)
木々のの荒々しさに息を飲む。自然豊かな地域であることが実感できる。
![](https://assets.st-note.com/img/1668272732912-YkKAIxveGW.jpg?width=800)
山と海がきれいに調和する景色、なかなか味わえないと思います。
小鳥のさえずりやただ波の音に耳を澄まして過ごす時間は、普段味わうことのできない、とても貴重な時間になりました。
多様性に富んだ、海の自然。
海のアクティビティによっても自然の素晴らしさを感じれるものがあります。
今回私は、ランカウイ唯一の水族館「アンダーウォーターワールド」へ訪問しました。ここでは、熱帯雨林と河川の生態系、海洋というランカウイ島周囲を取り巻く環境を一度に鑑賞することができます。
日本の水族館とは異なった種の生物を見ることができ、水族館好きでなくとも楽しめるかと思います。
![アンダーウォーターワールド内の水槽の1つ](https://assets.st-note.com/img/1668321496271-FPXJvyPd1p.jpg?width=800)
さまざまな熱帯魚やサンゴが紹介されていた。観ていて飽きない。
貴重な生物を保護する大切さ、島を取り巻く生物の多様性について考えさせられる、とても良い機会になりました。
今回私は時間の都合上、スカイキャブとアンダーウォーターワールドの2ヶ所のみ訪問のみとなりましたが、ほかにも
「チェナンビーチ」などの美しいビーチ
周辺の小島も巡れるアイランドホッピングのツアー
海洋公園でのスキューバダイビング
海と自然と間近で楽しめます。ぜひお勧めしたいです。
私も次回来訪時はアイランドホッピングのツアーでマングローブ林を間近で観てみたいと思っています。
島内の移動はタクシーまたはGrabで
島内の移動についても少し紹介させてください。
ランカウイ島内には公共交通機関は無く、基本的にはGrabやタクシーで移動になります。観光地間の移動においても、車で15〜30分ほどかかるような距離感で点在しています。島といってもかなり広いです。
今回私はタクシーとGrab(配車サービス)をそれぞれ複数回利用しましたが、両者には明確に特徴と違いがありました。
タクシー
料金が定額で明瞭。ランカウイ島のタクシーは、島内のどのエリア間を移動するかによって価格が決まる料金体系となっててわかりやすかったです。
ただ、車両が古く、エアコンが効いていない車両、シートベルトが付いてない車両もあったので注意は必要。ドライバーさんは比較的40〜50代の方々でした。
Grab
どの車も新しい。日本車(日産)が多かった。エアコンが効いていて快適。
ドライバーが若くて、20〜30代の方々でした。
支払いはGrabアプリ内で完結するため、車内での支払い手続きは不要。だたしタクシーとくらべると1〜2割ほど高い印象。
どのドライバーさんも気さくに対応してくださり、簡単な英単語でコミュニケーションを楽しめました。
若いGrabのドライバーさん、「日本のNARUTOが好きで漫画読んでるぜ!」と言っていたのが印象に残っている。日本のマンガコンテンツとクルマは強いと感じた。
ランカウイ島を訪問してみて感じたこと
今回ランカウイ島を訪問して、自然の壮大さ、植物や生態系の多様性について、自分の五感で直接感じられた一時となりました。
私は1泊2日で訪問したのですが、もっと日程をとるべきだったなと訪問してからちょっと後悔しました。(次回の楽しみにとっておきます!)
観光で訪れるなら3〜4日で訪問することをお勧めします。
![](https://assets.st-note.com/img/1668322905190-7vmYIL5hLC.jpg?width=800)
透明感のあるエメラルドグリーンの海が自分の目で見れたのでちょっと嬉しかった。
ランカウイ島は、ステイケーションしたり、デジタルデトックスをするのに最適。オフを過ごすのにとてもお勧めできる島です。
シンガポール、クアラルンプール等から飛行機でアクセスできます。
私が乗ったシンガポール〜ランカウイのフライトでは、日本人の家族連れとご一緒しました。ランカウイ島に来て、遅い夏休みを取るとのこと。
比較的日本からもアクセスしやすい場所なので、ぜひ東南アジア方面の旅行を検討される際の参考となれば嬉しいです。
次回はペナン島について紹介します。
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