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【お金のためにやっていないと言っても活動するにはお金が必要だ!】 演劇・芸術活動に関する『補助金』についてのお話

こんにちは。演劇・エンタメ分野をビジネス視点で語るAsakawaです。
このnoteでは主に俳優・声優活動をしている方に向けて、多くが疎かにされがちなビジネス要素を絡めた記事を投稿しています。

私も以前、出演したりとお世話になった劇団の最新公演の案内が来ましてチラシを拝見した時にあることに気がつきました。

それは、

文化庁 芸術振興費補助金


という表記がチラシの下部にありました。これは振り返れる限り過去の公演ではこのような表記のあるチラシはなかったと思われます。

『補助金』しかも文化庁、国から出るお金です。

そういえばこれまで観てきた舞台にもたまに同じ表記がされてあるチラシがあったなと思い出しましたね。遂にこういう所からも認められたかと感慨深くなりました。

国から出る補助金、
つまり国が推進しているある事業を展開してくれる会社、団体に対して一定額のお金を支援するという制度でしょうね。

思えばこのような制度は演劇など芸術分野の活動の他にもたくさんの分野で募集されていることでしょう。

それで、その補助金目当てでお金を用途以外で使ったり、過剰に請求したりと騙し取ったとされる会社も出てくる始末ですが・・・😓

いずれにせよ自身の事業、活動を国にも支援してもらうというのはある意味で一番安心できる方法の一つではないでしょうか?

特に演劇などのエンタメ活動はビジネスとして成立させるのは非常に難しい分野です。

だと分かっているんだけど、それでも活動をしていきたいんだという気概のある人は一定数おられます。この案内の来た劇団もその一つです。

利益を上げることができないのに活動を続けるということはその度に赤字を計上して損をする、良くてかかった費用分は回収できたという自転車操業を強いられます。

それを少しでも緩和するためにここは国に頼ってみようというのも視野に入れてみてはいかがでしょうか?というお話でした。

お金のために演劇やるなら止めた方がいいよとはよく聞きましたが、本音ではきっと何をするにしてもお金が必要な以上は活動することによって大きな利益を得て、そのお金でまた新たな活動をするという好循環を実現できるならそれに越したことはないでしょう。

芸術・エンタメ活動に専念して生きていきたい、そのために儲けを優先してしまい自分のやりたいことを犠牲にして、受け狙いだけを念頭に活動してしまうのもよくあるパターンですが・・・。

活動資金に毎度、頭を悩ませている方は国が援助してくれる場合もあることを覚えておきましょう!

もちろん申請すれば誰でも通るものではありません。中には事業内容が適していないなど基準を満たしていないのであれば交付されることはありませんが、

この申請が通ったのであれば国が支援するに値する活動だと認めたことになります。これは一つ、他の公演との違いを手に入れたことになりますよね。

これである程度は質の高い、作り手の信念のこもった公演を見せてくれるのだろうとお客さんは期待して観に来てくれるきっかけにもなり得ます。

いずれは国から補助金を出してもらえるような劇団、団体を目指すという目標も具体的で良いのではないでしょうか?

その申請のやり方に関しては色んなページを回されて早くもやる気を失いそうですが・・・苦笑

https://www.ntj.jac.go.jp/kikin.html

https://www.ntj.jac.go.jp/topics/kikin/2023/630.html

↑一つにこのサイトから受け付けているようです。毎年、期限を決めて募集しています。

またコロナ禍でも一番打撃を受けた分野だということで様々な支援が行われていました。期間限定の支援もあるのでその都度、自分に合った内容のものを調べて見るのがいいと思います。

コロナ禍で行われた支援の例↓

では今回は以上になります。ここまでお読みいただきありがとうございました。


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