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自転車旅:アジア

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#ボルネオ

ブルネイ、石油で潤うスーパーリッチな王国

ブルネイ、石油で潤うスーパーリッチな王国

世界で3番目に大きな島、ボルネオ。
面積は日本の倍近くある。
ブルネイ、マレーシア、インドネシアの3国がこの島を分割している。
1つの島に3つも国があるのは世界でもここだけ。

ブルネイ・ダルサラーム。

小国ながら、豊富な石油資源に恵まれたスーパーリッチな石油成金国。
税金は一部を除いて無料、教育費無料、医療費無料、年金は無償で全員もらえる。

最大の貿易相手は日本。
輸出額の3分の1を日本が占

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ボルネオのマレーシアで連日、(元)首狩り族にさらわれる

ボルネオのマレーシアで連日、(元)首狩り族にさらわれる

マレーシアのメインランドはマレー半島だが、面積としてはボルネオのマレーシアの方が広い。

ボルネオのマレーシアでは、華人が絶大な経済力を持ち、強力な存在感を放っている。
日本の高級住宅地なんか可哀想に思えてくるぐらいの大豪邸が立ち並ぶ。

道路はきれい。
ドライブマナーも優秀。
歩行者優先、弱者優先。
クラクションも鳴らない。
先進的。

マレー人の存在感は薄く、モスクよりも教会や寺の方が多い。

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ボルネオの奇妙な動植物たち

ボルネオの奇妙な動植物たち

ボルネオのマレーシアで最大の都市クチン。

中華圏の旧正月、春節。

中華圏では最大の行事で、今も太陽暦の正月より太陰暦の正月の方が盛大。

中国本土では伝統的な文化財は毛沢東によって破壊されてしまったが、他の中華圏では仏教文化が残っている。

華美できめ細かい装飾に見とれてしまう。

華人にごちそうしてもらった。

かれらの羽振りの良さを見ていると、またマレーシアのイメージが崩壊してゆく。
中華

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未来の東南アジアのトップになるインドネシア、巨大化する国の成長と歪み

未来の東南アジアのトップになるインドネシア、巨大化する国の成長と歪み

インドネシアでは、ボルネオはカリマンタンと呼ばれる。

国境でたむろっていた人たちから「Japan? アリガト! アリガト!」と笑顔で握手を求められた。

いきなりジュースをおごってもらった。

人口が一気に増えた。
地図には街がまったく記載されていないが、店や民家はそこらじゅうにあり、水と食料の調達に困ることはない。
マレーシアに比べると経済レベルが少し落ちた感じ。
道路も少し荒れている。
英語

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