ポジティブバースデー④爆誕までの2024年上半期

爆誕の確かなきっかけは様々だが、周りにいてくれた人々の愛、思いやり、やさしさであることは間違いない。(これについては別記事で書きたい)

そして爆誕まで積み重ねてきた自分の努力と継続は大きい。

生育歴や挫折、育児困難など、困難は多かった。セックスや酒に逃げながら生き延びてきた。そうせざるを得なかった。何よりも自分から逃げたかった。しかし自分からだけは生きている限り逃げられないので、人生の大半の時間、死にたい気持ちがあった。

なけなしの自己肯定感から、好きな物事を見出してきた。好きな音楽、好きな食べ物。好きな時間。そして自己肯定感のなさから、欠陥があると思い込んでいた自分を補強するための努力(勉強、資格、労働など)をしてきた。それをほめられても心から喜んだことはなかった。こんな自分が何かを成し遂げたところで、何の価値もない。ただの穴埋めにすぎなかった。

2024年はきっかけと変化の連続だった。

・2月、精神保健福祉士を取り、20年前の自分に見せてあげられた。

・2月半ば、お盆に同窓会が決まった。
初めは「25キロ太ったんだから参加したくない」と思っていたが、「20年取りたかった資格も取れたしダイエットしてみようかな?」と思って、取り組み始めた。

・3月、体重が記録できるように体組成計(スマホと連動できる)を買って継続できた。

・やせ始めてから周りが応援してくれた。
・やせやすい食べ物の中で、何が好きか選ぶようになった。ダイエットが楽しくなった。

・4月、息子が学校に登校できるようになった。

・4月、フィットネスジムの清掃のバイト(夫が上司)を始めた。

・4月末、ヒラサワのライブがあった。文章を書くめったに会えない友人、文章を書くが初めて会った友人と参加した。ライブは感激して泣いた。自分の人生が更新されたと思った。
そして文章を書くめったに会えない別の友達、マンガを書く友達が加わって、飲んだ。大好きな人たちと喋りまくるのは楽しかった。

・5月、さらにやせていった。ほめられることが増えた。

・やせたら着れる服、着たい服が増えた。

・5月、飲み屋で偶然出会った友人がスーパーポジティブ野郎だった。

・5月半ば、酒を飲む量を自分では制御できないことが度々あるのでアル中外来に行くことに決めた。

・5月末、初診の直前日、スーパーポジティブ野郎と最後の酒を飲みにワインバーへ行っておいしい酒を飲んで楽しかった。

・5月末、酒をやめた。

・6月、かんしゃくがあったが、酒を飲みたいと思わなかった。

・6月半ば〜、とあることで大きな悩みがあった(その最中は双極の症状だと思っていたが、振り返ったら明確な原因があった)。今までだったら直面せずに酒でごまかしただろうが、シラフで向き合って区切りがついた。

・6/25、なりたい自分像、性質、がはっきり自覚でき、自分ならなれるという確信があった。

・6/26夫と協力して仕事の課題を達成した。

・6/29スーパーポジティブ私になったことを自覚した。それまでの、生命力が枯渇した状態の自分がコツコツ見つけてきた、好きな物事や人のことをたくさん思い出した(書き出したら止まらなくなった)。そしたら、「自分のことが好き!」と書いていた。

今までの好きだったものや人はこれからも好きなだけでなく、さらに魅力の再発見ができるだろう。今知らないもの、好きじゃないものの魅力の発見をするだろう。
もちろん自分に対しても。

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