【お悩み相談】成人した息子への今までの罪悪感で辛いです

アラフォーからの豊かな人生をガイドする
女性専門カウンセラー
朝比奈　卵です

オンラインカウンセリング
ココロノマルシェへ回答いたしました
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～成人した息子への今までの罪悪感で辛いです～
成人したのに息子への今までの罪悪感・後悔の念が大きくなり辛いです
息子小1で2004年に離婚シングルマザーになり長い間両親に甘え、2年前二人で実家を出て、社会人となった息子が去年一人暮らしを始め、人生初の一人暮らしを満喫しています
家族構成は、仕事人間高学歴(絶対ADHAD)、放任で過干渉の母、高学歴でいつも家にいなかった四つ上の兄です。実家に帰ってからは経済的には恵まれた環境で、母がとても息子の面倒を見てくれありがたかったです

ただ父の会社が倒産したり、母がガンになったり、倒産の後は常に口争いが絶えず、息子は反抗期がない代わりに、よく吐いていました。離婚したばかりの私は母と折り合いが悪く、今思うと家に置いてくれる上に子どもの面倒まで見てくれてるのにバカでした(母に対しても罪悪感があります)生活の事を考え、医療機関に転職しそれから何年も上司やお局のパワハラに会い続けました。鬱になり這うように仕事に行ってました
いつもではないけど、私と母が険悪だったり、父の怒号を聞いたりし息子には可哀そうなことをしました。私のせいで息子は人の気持ちを人一倍優先する子になりました
私の思い込みで(母の影響？『男の子は勉強ができないと大変なことになる』)無理に塾に入れたり、明らかにつまらなそうなのに水泳に無理に行かせたり、受験する高校も、意見を聞いてあげる姿勢ではなく、ここがいいんじゃない？と、『嫌だ』と反対意見を言わないのを知っていて誘導した気がします

私が忘れっぽく、学校行事出席のハンコ忘れで特別な楽しい授業に参加できなかった事がありました。なのに、帰ってから私を責めたり泣いたりすることが一切なかったのです
高校でお金を盗まれた事がありました。何故か私と息子が面会させられ、息子を守らなかったのです。『サイフに大金ある』なんて言わないようにね、と息子の方に非があるように言いました。かっこつけて。今なら盗んだ奴を見つけ出せ！そして謝罪させろ！と担任と校長に言うはず。本当に頼れないバカ親だと思います。彼の意見を聞いてあげず、そのあと疑心暗鬼の気持ちを持ちながら、学校へ行っていた事を思うと、胸が張り裂けそうです。数々の私の失態に息子は、責めた事はありません
離婚して間もない頃、私の帰りを待っているのに、週１、２で男と夜会ったり、息子と兄とお出かけした帰りを兄に任せて、男に会いに行った事も一度ありました。今思うと何でそんなアホの極みみたいな事をしたのだろう、と思います。その時の息子を心情を思うと可哀そうで、申し訳ないです。早く帰って勉強をみてあげたり、学校の話をゆっくり聞いてあげたりもっとしてあげればよかった

この間、事情があって『帰ってこないか(金銭的にwinwinだし)』という話をした所『今までずっと大人の意見で生きてきたけど、今一人暮らししててすごく自由で楽しい。だから今は帰りたくない。でもお金苦しくなったら言ってね。仕送りするよ』と息子が言いました。やっぱり、そう(親の言う通り生きた)だったんだ！というショックと、自分の意見をはっきり言えるんだ(断れる)！という嬉しさと『仕送りする』なんて本当に優しい言葉に泣きそうになりました
今『すごく楽しい』ならいいじゃないと、言われそうですが、今までの息子の人生を奪ってしまったみたいだし、私との関係性を人付き合いでも繰り返し何でも我慢していないだろうか？とういう思いが頭から離れません。今でも心でごめんね、ごめんね。と言い続けています。大袈裟ですか？
ぴったりなパートナーをみつけて幸せでいてほしいって心の底から思います

でも、離婚してから小さい息子と二人で旅行に行くのが恒例で、いまでも映画に出かけたりしています。いつもお互いにいたわりあっているのが判ります。だから私を寂しがらせないように、息子もパートナーを積極的に作ろうとしていないように見えるのです。
それは本当に申し訳ないし可哀そうなので、彼の心が軽くなるように、私自身が自立するにはどうしていけばいいのか教えてください　　みずいろさん

みずいろさんこんにちは
アラフォーからの豊かな人生をガイドする
女性専門カウンセラー朝比奈卵です

ご相談文を読ませて頂き
私が書いたのかな？と錯覚してしまいました

（もちろん多少なり状況は違いますが）
かつて私は子供への罪悪感から
生きることが苦しく
もがいていました

まずはじめに
書いて下さったお悩みの部分

彼の心が軽くなるように、私自身が自立するにはどうしていけばいいのか教えてください　

について、様々なアプローチがあると思いますが
私がひとつ提案させて頂くとするなら、それは

ごめんねを、ありがとうに変える

ということです

少し私の話をさせて下さいませ
（ちょっとだけお付き合い下さいね！）

私は長年（約10年ほど）子供にストレスをぶつけてしまい罪悪感でもがいていました

そしてある日
なぜこんなにも苦しいのだろう…

人の中で一番最低の感情ってなんだろう…？

って考えたことがあったんですね

そして

私の中で一番最低だと思うのは

無関心…ということかな

と

続いてじゃあ

どうして私はこんなに苦しいのか…？

と考えたとき

まさか

私の中に愛があるからなのかもしれない

って思ったんですね

その瞬間

嘘でしょう

こんなに酷い母親なのに

って否定もしたのですが

でもそうなのかもしれない

本当は愛があるのかもしれない

だから

この苦しみが、その証拠だったんだ

って、急にそんな想いになり

涙が溢れました

そして、そのようにして
自分の中の愛と繋がってから
私は急速に変わり始めました

つまりなにが言いたいのかと言いますと

自分の中の子供への愛情が
大きければ大きいほど

苦しいのだと思います

ですので、まずみずいろさんに

初めに思って頂きたいのは

「この苦しみの実体は愛なのである」

ということです

もちろん
それとは違う愛の感じ方や表現へ
舵を取って頂くという方向を
お勧めしたいと
思うのですが

人間はロボットではないので
そうと分かってもまた罪悪感を感じ
苦しくなることもあると思います

そしたらその都度

何度でも思い出して頂きたいと思います

「この苦しみの実体は愛なのである」

さて、本題に戻りますね！

みずいろさんが書いて下さったご相談文の
この(カッコ)の部分を、全て「お母さん」に変換して読んでみて下さい

今までの（息子）の人生を奪ってしまったみたいだし、私との関係性を人付き合いでも繰り返し何でも我慢していないだろうか？とういう思いが頭から離れません。今でも心でごめんね、ごめんね。と言い続けています。
ぴったりなパートナーをみつけて幸せでいてほしいって心の底から思います。
でも、離婚してから（小さな息子）と二人で旅行に行くのが恒例で、いまでも映画に出かけたりしています。いつもお互いにいたわりあっているのが判ります。
だから私を寂しがらせないように、パートナーを積極的に作ろうとしていないように見えるのです。
それは本当に申し訳ないし可哀そうなので、（彼）の心が軽くなるように、私自身が自立するにはどうしていけばいいのか教えてください。

この辺りの感情
もしかすると息子さんも
みずいろさんに対して同じ気持ちを
持たれているのかもしれません

また、その上で息子さんは
自らのいろいろな事を
選択しているのだとしたら…

みずいろさんはどう思われますか？

私が思うに

息子さんはみずいろさんの
想像を遥かに越えた
愛の持ち主なのだと思います
（もうお母さんの定規では小さくて測れませんよ！）

そして子供は
世界中の誰よりも
お母さんが幸せになることを
一心に
願って生まれてくる人

こちらが子に対し
罪悪感を感じるような出来事も
100倍くらいの愛情の器で
ただひたすら受け止めてくれます

なんか
もう本当に恩人並みですよね

果たしてその愛情はどこから来るのか
本当に不思議なのですが

それはまさしく無償の愛と
言えるのではないでしょうか

それは
親から子へ向かうものよりも
子から親への方が
比ではないほど強いのではないかと
私は感じています

そう考えると

お母さんが幸せであること

そんなお母さんに
心からありがとうと思われること

そのことが
どれほど子供の心を癒すでしょう

知人の50代男性は
小学生のとき、両親が離婚し
お母さんに女手一つで育てらたそうなのですが
（彼は現在、素晴らしい仕事と奥様に恵まれています）

実家に帰ると、お母さんは未だに

「離婚して迷惑掛けたよね

本当にごめんね」

と言うのだそうです

彼は

もうその顔を見るのが辛い

と

お母さんが幸せになると信じて

全て受け入れてきたのに

どうしてまだそんなに
辛そうな顔をしているの？

頼むから幸せになってくれよ…

って思うって
先日話していました

これについてはつい

お母さんの気持ちも分かるなぁ…

って思ってしまったのですが

過去を生きているのは私達

母親だけだったりします

子供である人は常に今を生きている

しかも強くしなやかに

そして

お母さんの幸せをどこまでも信じて

知人の話から学ぶべきことが
たくさんあるなって
そのように思いました

あらやだ
だいぶ私の話が強くなりましたね！
つい熱くなってしまいました^^;

さてさて
みずいろさんの過去についてですが

みずいろさんに一気に
いろいろなことが起き過ぎて

当時はそうせざるを得なかったのだと

私は感じます

そしてごめんねをありがとうに変えるということで言えば

例えばですが

離婚後、一瞬でも支えてくれた男性

本当に好きだったわけではなかった
かもしれませんし
（好きだったかも分かりませんが）
とにかく
もしもその男性の存在がなければ

みずいろさんの当時のエネルギーが
どこへ向かっていたでしょうか
（もしかしたら怒りや悲しみと現れたらその矛先は…）
分かりませんよね

ですのでまず

その男性にも

私のエネルギーを受け止めてくれて
ありがとう

ということでひとつ進んで頂く
というのはいかがでしょうか？

また何より全てを
受け止めてくれた
息子さんに心からの

ありがとう

ということではないでしょうか

これからは過去の自分と
罪悪感の競争ではなく
幸せと
ありがとうを
いくつ感じられるかの
勝負をお勧めしたいと思います

最後に

「今までずっと大人の意見で生きてきたけど、今一人暮らししててすごく自由で楽しい。だから今は帰りたくない。でもお金苦しくなったら言ってね。仕送りするよ」

こんなに素晴らしい心の人物を
息子さんにできる人はなかなか居ませんよ！

また
このように素晴らしい息子さんと
親子の縁を結べるみずいろさんも同様に
素晴らしい人物であることは
疑う余地がありません

だってそうですよね
この苦しみの大きさは
愛の大きさなのですから！

きっと師匠ならこう言うでしょうね
「みずいろさんカウンセラーに興味はない？」って^^
もちろんパートナーシップや
ライフワークに注力することもお勧めです

これから
たくさんのありがとうを見つけながら
親子ともども幸せに
絶対なりましょうね！

私もそうして行きます

アラフォーからの豊かな人生をガイドする
女性専門カウンセラー
朝比奈　卵