【エッセイ】新病棟完成の竣工式に行く件〜兄から託された最後のミッション〜
新卒だった兄は
勤務先の霞が関から
長野県にある国立医療機関に派遣された
そこは
重度の精神障害や
重症心身障がい児(者)の
入院施設のある病院で
余命宣告を受けてから
話してくれたのは
その病院のこと
当時若かったこともあり
兄にとって
忘れられない光景だったようです
重症心身障がいというのは
重度の知的障害、および、
重度の肢体不自由が重複している状態に
あることをいいます
肢体が欠損している重症心身障がい者が
ひとたび床に転がり落ちても
スタッフがすぐに行け