猫の耳、その後の経過(日記 11/30〜12/2)
11月30日(土)
今日で11月が終わる。なんということだ。Time flies.
ここにたびたび登場する「俺まだ本気出してないだけボーイ」、略して「俺まだボーイ」のグループのレッスンから土曜はスタート。 過去の俺まだボーイはこちら。
作曲のとっかかりとして、小さい子たちには「元々あるフレーズを動物をイメージして操作する」ということを遊び感覚でさせる。たとえば、ゾウをイメージするのだったら音域を低くしてテンポもゆっくり力強く弾くというふうに。で、それらの例を私がいくつか弾いては「どこがハムスターみたいだった?」「音がこまかくたくさん動いてたところ!」みたいに子どもたちとワイワイ言いながらイメージのメロディーを作っていく。いくつか例を示したあと、じゃあみんなも好きな動物をまず決めてみよう、と促した。それぞれが「僕はゴリラ!」「私はうさぎ!」と次々決めて発言していく中、「俺まだボーイ」に当てると彼は「待ってました」とばかりに
「ミクロヒメカメレオン」
と言い放った。
「ミ…?ミク…?なんて…?」
「ミクロヒメカメレオン」
ボーイは2度目を言った。
「えーとえーとそれは…一体どんな…?」
「2センチほどの小さい体で少し前までは世界最小の爬虫類だった」
ボーイは早口でまくしたてた。
(それより小さいのが近年発見されたらしい)
面白い。やはり面白過ぎる。期待を裏切らない。そしてなんと言ってもそれらを得意げに言う時の顔がとても可愛い。頬を少し紅潮させ目がキラキラしている。また、そうやって常に突飛なことを言う彼を茶化したりからかったりせずに「へえ〜!」と反応してくれるクラスの他のみんなも可愛い。いいクラスだ。
12月1日(日)
師走。12月の目標でも書いたが、山ほどあるタスクをひとつでも多めに潰していく。そして機嫌よく新年を迎えられるようにしたい。
今日は月初めなので夫は神社の朔日参りへ。私も5時起き。まあやることはなんぼでもあるので、強制的に早起きできるのはむしろ好都合かもしれない。
夫を送り出した後は、フルスロットルで家事、そして生徒さんへのクリスマスプレゼントに添えるカード作成。一人一人の顔を思い浮かべ今年それぞれが頑張ったことを労う言葉を送る。プレゼントの袋詰めも黙々と手を動かして進める。座ったままの姿勢を続けていると確実に腰が痛くなるので、
洗濯物を干す→カードを5枚書く→猫まわりの掃除と投薬→袋詰め→晩御飯用の野菜を切る→カードを5枚書く…
というふうに短時間で立ったり座ったりができるようタスクをこなす。たぶん、知らん人が見たらただの「落ち着きのない人」である。
今日は新月なので「新月の願い事」を書いた。この日記にそのことを書き忘れることはあるけど、新月の願い事そのものはもうかれこれ10年以上、毎月必ず欠かさずに書いている。
これだけ気をつけていても、夜には右足がかなり痛くなってくる。これから冬本番の寒さになってくればなおさら痛むかもしれない。気をつけないと。
12月2日(月)
午前はひたすらタスクをこなしていく。順調、順調。
午後は眼科へ。ドライアイで眼科へ行った話は以前にこの記事で書いた。その時に2ヶ月後に来るように言われたのだが、今日がその予約日。もう2ヶ月経ったんか!
目薬がよく効いたのか、あれから調子が良い。それでも何かを集中して見続けた後はやはり涙の調節がうまくいかないので気をつけるようにはしている。次はまた2ヶ月後。その時も「もう2ヶ月経ったんか!」と言いそうだ。
眼科から帰ったら今度は愛猫はなちゃんを動物病院へ。ああ忙し忙し。外耳炎になり動物病院へ連れて行ったお話はこちら。
週が明けたらもう一度来るように言われていたのだ。前回の注射と処方された飲み薬がよく効いて日に日に楽そうにしている。耳の中からの嫌な臭いもほとんどなくなった。今日は小春日和で、縁側に置いた猫用ベッドでそれはそれは気持ちよく寝ていらっしゃったのだが、むんずと抱き上げキャリーケースへ。許せよ。
「お母さん…またですね…またこの容れ物に入れましたね…」と明らかに詰るような目で私を見つめている。
前回同様、待合室いっぱいに響き渡る声でニャアオウニャアオウと鳴いている。フードを買いに来たご婦人が「あらあら、怖い?大丈夫よ、大丈夫」とケース越しにはなちゃんに励ましの声をかけてくださったのだが「嫌なもんは嫌なんじゃいッ」とばかりにニャアアアアオウニャアアアアアアアアオオオオウウウウウと、やかましいことこの上ない。待合室にいるキャリーケースに入ってる他の子たちはみんなおとなしいよ…?
そして順番が来た。先生のお見立て通り、注射と薬が効いて、この前は痛くて触らせようとしなかったのに今日は触らせて点耳薬も入れさせた。そして先生が綿棒やガーゼを使って丁寧に清潔にしてくださった。多少ギャーとは言ったが暴れずにされるがままになっている。病院や診察が嫌なのではなく、とにかくキャリーケースが嫌なんだね、よーくわかりました。
残ってる薬を飲み切ればもう大丈夫でしょう、ということで、診察は今日でおしまい。良かった良かった。動物を飼うことは楽しいし居ない生活は考えられないけど、病気や怪我になると心配で心配でこちらの気持ちも塞ぐね。でもこれが生き物と暮らす、という責任。なーんて偉そうなこと言ってるけど、反省することばかりです。
とにかく良くなってくれて嬉しい。あとはお薬を飲み切るだけだ。お薬を飲みやすくするカツオ味の練り餌、なんと早くもはなちゃん飽きてきてしまっている。細かくしてちゅーるに混ぜると舐めてくれるのでなんとかなってるけど…。無事に飲み切れますように。
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