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音楽の力、物語の力、野球の力(日記 12/16〜12/18)

12月16日(土)
今朝は起きた時から謎の落ち込みでこれは仕事に行けるだろうか、行っても使いものになるのだろうか、と不安なまま出勤した。でも音楽の力と子どもの力というのはすごいもので、そういった力を借りてぐんぐんと気持ちが上向いた。私は教えることを仕事にしているけれど、教えられそして救われているのだなとつくづく思った。
それにしても五十路のホルモンバランス不安定による情緒の乱れ、侮れないなあ。

「教えられ、救われ」などとカッコよく書いているが、必死のパッチの1日であった。普通にしていてもおっそろしくスケジュールの詰まった曜日なのに、そこへ持ってきてイレギュラーな連絡が入ったり、想定外のことで急な対応を迫られたり、ともう情報処理能力の限界を超えた気がする。仕事を終えヨボヨボと帰宅したら義母が(これはまあ彼女なりに私に気を遣ってくれてのことというのは重々わかるのだが)「自分は電気代を使い過ぎているのではないだろうか」と今の私には世界一どうでもいいことを長々と話してきて心底辛かった。「そんなこと思ったこと全くないから!!むしろ私がそう考えているように見えるとしたら心外だから!!」という内容のことを少し語気強めに言ってしまった。そしてこういうことを言った後に自己嫌悪に陥るのであった。もう最悪。土曜日の夜は話しかけないでもらえたら一番ありがたいのだけれど、そんな鬼のようなこと言えるわけもなく。

NHKのデフヴォイスというドラマが大変心に沁みた。物語の力は素晴らしい。圧倒されているうちに先ほどカッカとしていた気持ちは止んでいた。


12月17日(日)
寒くなるとは聞いていたが、本当に寒い。昨夜はあまり眠れず早起きした。ウォーキングに出たら鼻の先がツンと冷たくなってしまうほど寒かった。歩いてしばらくすると横殴りの雪になり、そんな中黙々と歩いた。帽子もベストも真っ白になったけど気分は爽快だった。歩いているうちに息が上がって体の中からポカポカと温かくなった。

日の出。このあと、横殴りの雪が降る。


昨夜録画しておいたWBCのドキュメント映画を夫と観た。WBC開催中も熱心に観たし映画もアマプラで一度観ていたがそれでもやはりまた熱中して観てしまった。子どもの頃から親の影響で野球観戦が大好きだ。日本のスモールベースボールにはいつも痺れる。野球って人生のいろんなことと重なるように思う。私の魂は立派に「何かと人生を野球に喩える中年のおっさん」に育ってしまった。

こまごまとした持ち帰り仕事がたくさんあり、午後はそれをひとつずつやっつけていく。年末年始の休みを心安らかに迎えるために、できるだけ仕事は片付けておきたい。


12月18日(月)
午前は対面での会議。自分だけでは気づけない観点の意見をたくさん聞くことができてとても有意義だった。帰りに本屋へ寄って先日大変惹き込まれたドラマ「デフヴォイス」の原作本と、前から読みたいと思ってて未読だった「ザリガニの鳴くところ」を購入。年末年始の休みにゆっくり読みたい。

皮膚科へ。先生からうん、綺麗に治ったね、もうこれで終了でいいでしょう、と言っていただき本日にて通院は終わり。嬉しい。つるつるすべすべになって嬉しいなあ。これからは何かあったら拗らせないうちに早めに受診しよう。できれば年内に腰も診てもらいに整形外科へ行きたいけど…。時間が取れるかな…。

義母、風邪気味らしい。酷くならないといいのだけれど。高齢者はこういうちょっとしたことが命取りになりかねないのでよく様子を観察していこうと思う。人ごとではない。これだけ急に寒くなると高齢者でなくとも体にこたえる。

猫のはなちゃん、夜寝るときに私の布団の中へ入ってきて喉をゴロゴロ鳴らしてウトウトしているのだが、しばらくすると出て布団の上に乗って寝る。それを多分夜の間ずっと繰り返していると思われる。夫が「サウナ入って水風呂入って、を繰り返してる感覚なのでは?」と言う。たぶん違う笑。

猫のはなちゃん。ホットカーペットの上で。


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