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法事とおじいちゃんと休暇最終日(日記 1/6〜1/8)

1月6日(土)
今日は法事。義父の13回忌および夫の祖母の33回忌。今回はお坊さんに家へ来ていただくのではなくお寺へこちらから出向いての法要。息子がスーツは持って帰ってきたがスーツ用のコートは持って帰ってきてなくて、義母が寒くないのか、お父さんのコートを借りたらどうかとしつこく言いすぎ、二人が車の中でちょっとした喧嘩になり険悪なムードに。義母はややしつこいところがあって、相手がいいと言っているのに同じ会話を何ターンもして過度に確認するところがあるので、息子はそれが鬱陶しかったのだろう。車内のムードを盛り上げるべくいろんな話題を投下して頑張ってみた。要らんエネルギーを使わせないでほしい。

お寺に着くと住職がちょうど外へ出ていた。何やらきょとんとした顔をなさっていて「今日はご自宅での法要ではなかったですか…?」とおっしゃった。どうやら住職は勘違いなさっていたらしい。早く着きすぎたかな、と思ったけれど、行き違いになるところであった、よかったよかった。

法要が済み帰ろうとしたら息子がお経の中身のことで質問があったらしく住職とかなり長く話していた。子どもの頃から「どちて坊や」(@一休さん)のような子で、なおかつ誰にでも人懐こく話しかけていくので、どこかへ出かけるといろんな人に質問しまくっていたが28歳になってもそれは変わらないらしい。

帰宅して仕出し屋さんへ頼んでおいた法事弁当を配達していただく。ああ、かえすがえすも私は仕出し屋さんへ直接行ってお料理をいただきたかった。鯛の兜煮を食べたかったよ!!!(ここ参照

なんかぐったり疲れた。午後は一家全員、知らぬ間にそれぞれにうたた寝をしていた。なんの疲れなのか。私に関しては喧嘩の仲裁疲れだと思う。


1月7日(日)
今日は地域のとんど祭り。夫がその手伝いに出なくてはならず、今日も朝早くから始動。

息子は明日の朝には東京へ戻るので好きそうなものをあれこれ作ってあげようと思う。どうしても冬休みの帰省はおせち料理が多くなるので普通のお惣菜を作ることが少ない。息子の好きなものは普通のお惣菜なので小松菜の煮浸しやらレンコンのきんぴらやらポテトサラダやらせっせと作る。小松菜の根元を包丁で切るときに指も切った。慌ててはいけない。

惣菜作りばかりもしていられない。先日も書いたように「鶴の恩返しのごとき自分の羽根を抜いての機織り仕事(ここ参照)」があるので楽器部屋へこもってゼロイチ作業もせねばならない。期限が迫っていてお尻に火がついた状態なので気持ちが焦る。

夫がとんど祭りから帰ってくる。寒風吹き荒んでいたのでずっと帽子を被っていたらしいのだが、帰ってきて脱いだら髪が乱れていた。ボサボサのグレーヘアで黒っぽい太いフレームの度の強いメガネ、誰かに似ていると思ったら庵野秀明氏だ笑笑。夫、裏のお宅に渡しに行かねばならないものがあり持っていくと、そこのお家のお子さん(幼稚園児)が見送ってくれたそうなのだが、その子に「おじいちゃんバイバイ」と言われたらしく夫はひどくショックを受けていた笑。庵野秀明似のおじいちゃん、今日はお疲れ様でした。


1月8日(月)
息子がリモートワークを含め9日間の帰省を終え、今日東京へ戻る。7時台の新幹線に乗ると言うので早起きして朝ごはんを食べさせる。駅へ送って行こうとしたら夫も行くと言うので3人で出る。義母が家を出る間際まで「その格好で寒くないのか」とまだしつこく言っていた笑。一昨日喧嘩したのに懲りてないのか笑。息子とは来月のオードリーの東京ドームライブに一緒に行くのでまたすぐ会える。駅まで送り届け、帰りに夫と朝マックに寄る。ホットケーキが美味しい。

帰宅して息子の使ってたシーツや枕カバーなどを洗う。その後は今日も今日とて楽器部屋へこもってゼロイチ作業。昨日焦りながらやったのが良くないのか、打ち込み作業でたくさん間違っていてそのやり直し作業からスタート。ああもう…ロスしちゃったよ…。落ち着いて集中力を高めてやらねば。でも集中しすぎると腰に良くないのでこまめに立ち上がったりストレッチしつつ進める。ああそれにしても何度も言うようだけれどクリエイティビティに乏しいというのは本当に辛い。でもやるぜやるぜ俺はやるぜ。

今日で私の年末年始のお休みは終了。休みと言ってもせわしかった。いつもよりは多少本も読めたし映画も見たけれど、とにかくせわしいの一言に尽きる。大掃除して、おせち作って、義母の送り迎えして、息子にいろいろ作って食べさせて、持ち帰り仕事をやって、法事を執り行って…。我ながら良く頑張った気がする。誰も褒めてくれないから自分で自分を褒めておくことにする。お疲れ様でした、私。明日からまた通常業務、社会復帰できる気がしない笑。

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息子が帰る支度をするのを階段からじっとりと見つめていた
息子が帰った後、寂しげにハロゲンヒーターにあたっていた。近いぞ、焦げるぞ。

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