TOEICのスコアシートはよく見て分析してほしい!
昨日、TOEICスコアアップ目的でコーチング受講中の方と、最近届いたTOEICスコアシートのAbilities Measuredを分析し、現状と対策についてお伝えしました。
「すごいやる気がでました!!!」
そう仰って次のTOEICに向けて英語学習をしっかり進めていく気持ちを新たにしたようです。
ちなみに、Abilities Measuredからの彼の分析結果はこんな感じです。
まず、語彙と文法は目標スコアに必要なレベルはきちんと習得できてる。
リスニングは、パート1・2の短文問題は質問に対する回答を素直に答えてるタイプの問題は割と正解できているものの、ひねったタイプの設問は落としているものが多い。
一方、パート3・4については、パート4は割と得意だけどパート3が苦手な様子。特に大設問の最後の問題を解き終わらないうちに次の英文が始まってしまって、次の英文の最初を聞き逃すというもったいないことをたびたび繰り返しているのが原因の模様。
リーディングパートは時間配分に失敗してて、パート5・6で時間をかけすぎ。一方、パート7で解いた問題の正答率は案外高い。しかも割と難しめの問題の正答率が高い。
なので、パート5・6を早めに切り上げてパート7に回す時間を増やすだけでもスコアは上がるはず。
さらに、文挿入問題等の時間がかかる設問は(彼のスコアの場合は)飛ばしてもOK。
上記のように分析して、「パート5・6の時間配分」「パート3で(わからなくて時間がなくなったら)捨てて次の問題に行く練習」「パート7で難問を飛ばして解けるものに時間をかける時間配分の練習」をまずは次回TOEICまでにやってもらうことをお約束しました。
根本的な英語力以外にも、こういうちょっとした解き方の工夫や練習の有無でスコアはけっこう変わるものです。
彼もそうですが、「職場の要求でどうしても〇〇〇点必要!」という人には、基本的にはこのようにしてスコアアップ重視のアドバイスをすることも多いです。
#根本的な英語力UP目的で受講してる方はこの限りではないです。
そんな感じで、TOEICスコアシートについてるAbilities Measuredは「今のあなたの英語力の強みと弱み」を明確に教えてくれる指標なので、ぜひじっくり読み解いてみてくださいね。
ただ、一点だけ残念なのが、コンピュータ型のIP試験では、残念ながらAbilities Measuredが出ません…💦
なので、コンピュータ型IP試験で受験した方はこれがないので、模試等から自力で分析していくしかありません。
でも、模試だけでもかなり多くのことがわかりますので、何らかの方法で分析して試験に臨まれることをお勧めします!
TOEIC受験するあなたのお役に立てば幸いです。
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