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【本から学ぶ】出来事を評価せず、完璧主義から脱却する【16-6】

今日も「やりたいことをみつける」ために、ワークを行っていきます。

フェーズ5:がんばり続ける未来に疲弊するフェーズ

□社会的成功を収めている
□自主性や創造性のない人たちと距離をおいている
□穏やかな日常や事件の起こらない生活に対して憧れると同時に蔑む
□勘の良さ、器用さ、努力のし方、のめり込み方、人当たりの良さを操れる

時田ひさ子『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』,あさ出版,2022,P154

今回も一つも当てはまっていませんでした。このフェーズは前回のフェーズ4と違い、期待をかけられたら意気揚々と取り組める人のようです。フェーズ4にがっつり該当していた私はフェーズ5に該当しないのは自然なことでした。よってこのフェーズのワークは割愛します。

フェーズ6:自信を持てないで自滅するフェーズ

☑ものごとを器用にこなすものの、自信のないところがどんどん気になってくる
☑とても恥ずかしがり屋だと思う
□かわいい一面を見抜かれ、、かまわれる立場になることがある
□腰が低い
☑「自信のある状態」と「自己卑下している状態」が1対9の割合で現れる

時田ひさ子『かくれ繊細さんの「やりたいこと」の見つけ方』,あさ出版,2022,P160

5個中3個と、半分以上当てはまりました。このフェーズに該当する人は、全体的にうまくいっても、一部のミスを反省しすぎてしまい自滅するそうです。心当たりがありすぎて耳が痛いです。何事においても、100点でないと「うまくいった!」と思えないんですよね。学生時代のテストも96点だと、間違えた4点が気になってしまいます。テストはまだ他人が点数をつけてくれるからいいですが、仕事となると明確な点数がでないので、自分でダメだった部分をさがして、凹んで、自滅しています。仕事で100点満点の完璧な仕事ってほとんどないとは分かっているものの、どうしても出来なかったことに目が向いてしまいます。

このフェーズのワークでは「出来事を評価しない」ように練習します。出来るようになると、自分の中に起こる心の反応を、淡々と扱えるようになり、「できることしかできない」という割り切りが生まれるそう。ぜひ身につけたいものです。

自信を失った時期を思い出す

ワークを要約すると次の通りです。

①自信があったのに、途中から自信がなくなったことを思い出す
②どんなジャンルで自信がなくなったのか?
③自信がなくなった時期を特定する
④その時、どんな出来事があって自信がなくなったのか思い出す
⑤その出来事は「恐れ・悲しみ・恥ずかしさ・焦り」のうち、どの感情だっかのか
⑥その感情に浸る

①②③。私の精神が不安定となり、あらゆることに自信がなくなったキッカケは3年前にあります。仕事に関することです。
④。当時、新卒で入社した会社に勤めて数年経ち、後輩も増えてきた頃で、仕事も100点ではないですがそれなりにこなせていました。そんな私に社長は今考えると明らかに多すぎる仕事を与えていました。その上で「仕事が終わればもちろん定時に帰ってよい(終わらないのは各自の責任だ)」というスタンスだったため、毎日22時過ぎまでサービス残業をしたり、土日も出社したりしていました。その上、クレーマー気質な顧客(主に3組)に過剰なサービスを求められ、出来ないと激しく叱責されました。そんな状態を上司も知っていましたが、「お前の頑張りが足りない」と突き放されていました。多すぎる仕事に、クレーマー、頼れない上司に心が悲鳴を上げ、ある日の朝、泣きながら社長に「今日限りで辞めます」と電話し退職しました。その日は友人が助けてくれるまでずっと泣いていた記憶があります。この時から「私は仕事が出来ないんだ」と心に刻まれています。

⑤。この出来事で感じたのは「恐れ」と「焦り」です。仕事が出来ないことを顧客から叱責されたことによる「恐れ」。仕事をちゃんとこなさなきゃ、終わらせなきゃ、ミスなくやらなきゃという「焦り」です。

⑥今この記事を書いている間に当時のことを思い出し、感情に浸っている状態なのですが、気分の良いものではありません。本当に効果があるのでしょうか・・・(小声)

なんだか暗い気持ちでワークを終えました。この過去の気持ちに向き合って浸ることで、自分の感情を淡々と扱えるようになるってことなのでしょうか。めちゃめちゃ難しいですね。

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