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蜃気楼

蜃気楼とは事象であり現象だ。決して怪奇現象や目の錯覚などではない。光の屈折による現象なのだ。 今回、蜃気楼について詳しく解説しよう思いましたが、意外と長文になってしまう事(私のnoteは三分間で読める事を目指して作成してます)、そして現象の理由に少し曖昧な部分がある事が分かり、またインターネット上にたくさん情報がある事から、ここでの解説は控えさせて頂きます。少しだけ蜃気楼の現象の写真と解説の絵を載せておきます。 では、なぜ投稿したのかというと蜃気楼について調べることが面白

    • 「デジャヴ」既視感

      まず、一般的な「デジャヴ」既視感は、その体験を「よく知っている」という感覚だけでなく、「確かに見た覚えがあるが、いつ、どこで、が思い出せない」というような違和感を伴う場合が多いと言われています。過去の体験は夢に属するものであると考えられますが、多くの場合、「デジャヴ」既視感は過去に実際に体験したという確固たる感覚があり、夢や単なる物忘れとは異なる何かを感じます。「デジャヴ」既視感は神経の“通り道”が違ってくることで起こる脳内の情報処理プロセスに起因するものであると一般的には考

      • パラノイア

        まず、「パラノイア」とは精神病の一つで、偏執病とも言われ、『ある妄想を始終持ち続けて、その妄想の主題は、誇大的・被害的・恋愛的などさまざまありますが、被害妄想的なものもあり、例えば誰かが自分の陰口や悪口を言っていると思い込み(実際言われているケースもある)』などがパラノイアの症状としてあります。心の病と言えます。 実際、僕も20代の頃、このパラノイアに襲われた経験があります。病院には行きませんでしたが、社内で皆が僕の陰口や悪口を言っていると思い込み、妄想し妄想が、次第に大き

        • ドパミン

          執筆にあたりご協力頂いた医師のS氏に感謝致します。 禁煙する事にしました。 とは言っても、僕は過去、毎年チャレンジして来ました。病院の禁煙外来に通院してです。 過去6回、6年連続です。病院の禁煙外来は一年に一回しか保険適用出来ませんので、年に一回のチャレンジとなります。 つまり僕は6年連続、6回、禁煙に失敗してます。 ここでは、そんな僕の禁煙チャレンジの話しをしようという事ではありません。 この禁煙治療に使われる、治療薬について少しお話ししようと思います。 その薬の

        蜃気楼

          「full moon」 月と桜の関係。

          下の画像は上から満月、上弦の月、下弦の月、新月です。 人間も動物も植物も太陽には大きな恩恵 を受けてますが、今回は月が桜に及ぼす影響について考察しました。 これは、桜に限った事ではありませんが、ここでは桜に限定して進めていきます。 桜が蕾から花が咲き、散るまでの時間はその年によって大きく違います。その年の天候に大きく影響されるのは当然なのですが、実は月にも大きく影響される事はあまり知られていません。 上の図は月が桜の木に及ぼす影響を示した図です。 月のパワーで地中の水

          「full moon」 月と桜の関係。

          論理学:パラドックスは面白い「ライオンのパラドックス」

          これは、論理学の中でも有名な問題で「人食いワニのパラドックス」とも呼ばれていて、あるドラマの中では「ライオンのパラドックス」として紹介された。今回はそのドラマにならって紹介したい。問題形式になっていて答えとしての考え方には代表的なものとしては2説あるので、解答としては最低でも2つはある。それでは、問題。 「ある時ジャングルで、探検家が、人食いライオンに捕まった。その探検家は「お願いです、助けて下さい」と人食いライオンに言った。すると人食いライオンは探検家に「では、今俺が考え

          論理学:パラドックスは面白い「ライオンのパラドックス」

          「クオリア」の現象。「人間の脳とAI(人工知能)」未来の考察

          「クオリア」                            クオリアについてまず解説します。クオリアの中には、志向性(ブランド志向、権力志向など)を内包した「志向的クオリア」がある。一方、志向性は視覚などの感覚が生じる空間、時間的な構造の基礎をつくり「私」が注意を向ける時の枠組みにもなる。「クオリア」とは、主観的に体験される様々な感覚の事で、別の言葉で、言い換えると、「感覚的・主観的な経験にもとづく独特の質感」の事だ。日本語では「感覚質」と訳される。感覚ですので、要す

          「クオリア」の現象。「人間の脳とAI(人工知能)」未来の考察

          無意識、意識と脳の相関関係

          無意識とは何か?まずその前提として、意識とは何か?を考える必要がある。意識しての行為は自分自身が意識して行うが、たまに聞く「無意識だった」「覚えていない」などの「無意識」とは何なのか。この無意識とは何なのか、で疑問に思った。無意識といっても、脳は働いているはずである。「無意識のうちに人をナイフで刺し殺害したが、良く覚えていない」という人は、無意識で覚えていないのだからといって、「無罪放免」とはならないだろう。「精神鑑定」が必要とされるはずだ。だから、僕は健常者の「無意識の行為

          無意識、意識と脳の相関関係

          ドッペルゲンガーとは何だったのか

          ドッペルゲンガーとは現象だが、大きく二つの現象に分類される。(ここでは解説を理解しやすくするために、前者後者と分けて書いていきたいと思う。)                               一つは自分自身の姿を自分で見る現象の一種で「自己像幻視」とよばれる現象で、言わば自分で自分の分身を見る事だ。こちらを前者とする。    もう一つは同じ人物が同時に別々の場所(同時に複数の場所の場合もある)に姿を現す現象で、その場合、第三者により目撃されている。世界中で確認されて

          ドッペルゲンガーとは何だったのか

          「多様化と画一化・マイノリティとマジョリティ」

          多様性の意味するところは「世の中にはいろんな人々がいる」ということだと理解しているが、いろんな個性の人々が混沌としているということは、「いろんな考え方がある」ということだろう。私自身、会社員時代の社員研修で、そのことを実証するような体験をしたことがある。それはこういうことだ。10人が1つのチームとなり、一つのテーマでディスカッションした際その一つのテーマに対してメンバーの10人全員がそれぞれ異なった意見や考えを主張したことに驚いた。10人いたら10通りの考えがあるのだ、と悟っ

          「多様化と画一化・マイノリティとマジョリティ」

          「人は何かを演じて生きている」

            ★自分の人生は自分にしか変えられない。人間関係に悩んでいる方へ。(人によっては重い内容です)   ☆執筆にご協力頂いた精神科医のS氏に感謝致します。  私は、人付き合い、つまり人間関係をうまく構築する事が得意ではない。就職して、組織に属してから、その事に気がついた。学生時代の仲の良い友人達と過ごすのとは、どうも何かが違うのだ。私の人間性にも問題があるのだろうが、どうもチーム内で孤立してしまうのだ。自分のスキルを上げつつ、転職を繰り返した。だが、何処でも、何処に行っても

          「人は何かを演じて生きている」