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無意識、意識と脳の相関関係

無意識とは何か?まずその前提として、意識とは何か?を考える必要がある。意識しての行為は自分自身が意識して行うが、たまに聞く「無意識だった」「覚えていない」などの「無意識」とは何なのか。この無意識とは何なのか、で疑問に思った。無意識といっても、脳は働いているはずである。「無意識のうちに人をナイフで刺し殺害したが、良く覚えていない」という人は、無意識で覚えていないのだからといって、「無罪放免」とはならないだろう。「精神鑑定」が必要とされるはずだ。だから、僕は健常者の「無意識の行為等」は信用してない。無意識でも脳は働いて指令を出している。脳が働いている以上、「無意識」はありえない。

人体には自律神経の働きがある。では無意識とはその延長線上にある症状なのか。そんは事はないだろう。

僕は無意識はありえない現象と考えている。全ては脳による指令であり、脳が意図的に無意識にさせているのだ。精神科医が精神的に病んでいる人に処方する薬がそれだ。考え過ぎたりする人をある種、考えるという行為そのものを忘れさせる際、薬で無意識にさせる。それで、気持ちを落ち着かせる。自然現象の無意識もそれに似ている。そして「潜在意識」もある。これは、忘れていた脳の記憶の蘇りだろう。

面白い行為がある。僕の体験なのだが、脳を意識で洗脳する事だ。どういう事かというと、禁煙をしている際に、タバコが吸いたくなる時がある。そんな時に、脳を意識的にタバコを忘れるように洗脳するのだ。タバコの事を忘れる様に他の事を考えるようにする。これを意識的に脳に指令を出すのだが、実はその指令も脳発信なのだ。

この様に、まだまだ、無意識と意識と脳の関係には深い謎がある。


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