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富山県の郷土料理「みょうが寿司」

おはようございます。

もう9月も半分終わったのか。
ホント、早いなあ。

さてさて、先日、
「みょうが寿司」を作りました。

「みょうが寿司」は富山県の郷土料理だそうです。

昔は、どこの家庭でも茗荷の栽培をしていて
日常から茗荷はよく食べられていたようで、
「みょうが寿司」は祭事の際に
家庭で必ず作られてきたご馳走だったみたい。

炊きたてのご飯すし飯を作り、
茗荷マスのほぐし身を混ぜ合わせて、
お茶碗によそって食べるのが主流だったのだけど、
過疎化などの影響で、だんだん茗荷の生産量も減り、
一時は作る家庭が減少したそう。

でも、その後、笹に包んだ押し寿司タイプの
「みょうが寿し」が生み出され、
県内外に知られるようになり、
ハレの日以外にも食べることが増えたとのこと。
(こちらのサイトを参考にしています)

よかった!
なくならずに復活して(≧∀≦)


さ、歴史のお勉強はこれくらいにして、
早速調理開始!

まずは、茗荷の甘酢漬けを作ります。
材料はこんなかんじ。
昆布にしばらく漬けておきます。

茗荷は半分にカット。

サッと茗荷を茹でます。

ザルにあげ、で揉みます。

に漬けておいた昆布出汁をとります。

昆布出汁調味料を合わせておきます。

水気を絞った茗荷調味液に入れ、
数日間漬けておきます。

【数日後…】
ピンクになりました(≧∀≦)
冷蔵庫がいっぱいだったので、
チルド室に入れておいたら、
調味液がちょっと凍っちゃった(^◇^;)

さ、コレで材料は揃った!

ここからはみょうが寿司作り。

主な材料はこんなかんじ。
ホントはマスを使うみたいだけど、
売ってないのでを使います。
笹も使うみたいだけど、
近所のスーパーには売ってないのでなしで作ります。

ご飯を炊いている間に合わせ酢の準備。

ご飯が炊けた!
ボウルに移し、先ほどの合わせ酢を投下。
混ぜ合わせ、冷ましておきます。

茗荷の甘酢漬けは飾り用を残して千切りに。
今回は1個だけ残して、
2個分を千切りにしました。

千切りにした茗荷の甘酢漬けすし飯に投下。

混ぜ合わせると、こんなかんじ。
これでベースのすし飯は完成!

次はトッピングの準備。
を振って揉み込み、しばしおきます。
ちょっとも入れておこうな。

参考文献には、
マスを2時間ほどの効いた調味液の中に漬けておき”
とあったけど、具体的なレシピはなかった…

マスは焼くのか? 蒸すのか?
の効いた調味液というのは甘酢でよいのか?
この辺り、よくわからなかったので、
とりあえずのみでシンプルに焼くことに。

よく水分をキッチンペーパーで取り除き、
焼いていきます。

焼けたら、お皿に移して冷ましておきます。

押し寿司の型がないので、
100円ショップにあった升を使っていきます。
升にラップを敷いておきます。
角に隙間ができないように気をつけました。

まずは飾り用に残しておいた
茗荷の甘酢漬けの水分をよく絞ります。

先ほどの升に茗荷の甘酢漬けを敷きます。

そして、焼いた茗荷の甘酢漬けの隣へ。

続けて、すし飯を入れていきます。

ぎゅうぎゅうとすし飯を詰めて、
ラップで包み、ちょっと上からも押しました。
コレでしばし置き、馴染ませます。

ラップを引っ張って、取り出します。

あとはお皿に盛り完成!
彩りに青しそを下に敷きました。

うーん、美味しい!
茗荷の食感がいいわ!
見た目もカワイイではないか(๑>◡<๑)

も混ぜ込んでもいいと思うけど、
この塊のがまたいい仕事してると思う。
時々、この茗荷の組み合わせを
楽しめるのがいいわ。

笹で包むと、これに笹の香りがつくのかしら?
笹を見つけたら買って試したいな。

これは、毎年、茗荷の季節に作りたい!



すし飯
が残ったので、残りはちらし寿司ver.に。
ホントは、もっと残ると思ったのだけど、
結構、升にすし飯が入ったっけ(^◇^;)

みょうが寿司の参考レシピには
枝豆を加えていたので枝豆を加えることに。
(この枝豆は、前に作った豆漬けを利用しています)
でも、このレシピには
マスのほぐし身を使っていなかったので
も加えようかとも思っていたのですが、
加えずに作ります。

すし飯枝豆を投下。

混ぜ合わせると、こんなかんじ。
適当に枝豆を入れたけど、
ちょうどいいくらいだったかな?
枝豆をサヤから出している間に食べちゃって、
元々あった量より、だいぶ減ったけど…(^◇^;)

飾り用の茗荷は、押し寿司で使ってしまったので、
彩りに、急遽、錦糸卵を作ってのせることに。

錦糸卵完成!

あとは器に盛り完成!

うーん、コレも美味しい!
茗荷枝豆の食感がいいわ!
コレにも茗荷の甘酢漬けの飾りをのせたかったわ。

今思えば、錦糸卵を作らなくても
青しそがあったから、
青しそをトッピングしてもよかったわ(^◇^;)

白ゴマも混ぜ込んでも美味しそうだな。

枝豆に、茗荷に、青しそ
青しそは今回使ってないけどね(^◇^;))
ホント、夏のちらし寿司ってかんじー

来年の夏、また作るぞ!

【レシピ覚書】
《みょうが寿司》
※ちらし寿司か押し寿司にするかはお好みで。
(1合分)
(すし飯)
● 米 … 1合
● 水 … 200ccくらい

(合わせ酢)
● 酢 …大さじ2くらい
● 三温糖 … 大さじ1弱くらい
● 塩 … 小さじ1くらい

(茗荷の甘酢漬け)
● 茗荷 … 3個
● 水 … 100ccくらい
● 昆布 … 2gくらい
● 酢 … 大さじ4くらい
● 三温糖 … 大さじ2くらい
● 塩 … 小さじ1/4くらい

(お好みでトッピングor混ぜ込み)
● 鮭 … 適宜
● 枝豆 … 適宜
● 錦糸卵 … 適宜(コレは私のアレンジ)

【未来の私への申し送り事項】
茗荷の甘酢漬けは、もっとたくさん用意した方がいい!
余っても、そのまま食べられるしね。
今回、2個分をすし飯と合わせたけれど、3本にしてもよいかも?


さてさて、ただいま、
47都道府県郷土料理チャレンジというのを
1人で勝手にやっていて3巡目。

富山県の郷土料理は、
この「みょうが寿司」で3品目!!!
なので、日本地図には変化が(๑>◡<๑)

ちなみに、今まで作ってきた
富山県の郷土料理はこちら。

3巡目制覇まで、残りあと8県。

今月は、あと1品、作る予定だったけど、
冷凍庫にあると思っていた材料がなかったので
買い足ししないとだ(^◇^;)
(他の材料は全て揃ってるのにぃ〜)

なので、どうせ買い物に行くのなら、
あともう1品くらい何か作れるように
材料を用意しようかなと思っております。

それでは、また。


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