学校に新しいものが入ってくるときよく起こること

 ついにgigaスクール構想の1人1台のタブレットが勤務校で完備されました。

 それに伴って先生にも配布され、活用が求められています。

 来年度の研究に関してはICTを用いることが必須のようです。


 さて、そんな新しいものが入ってきた時、学校現場ならではだと思うことがよくあります。

 それは新しいものに関する"環境整備されていない"ことです

 たとえば生徒用のタブレットは入ってくるけど、アカウントの話は全くない。

 先生用のタブレットはあって活用が求められているけど、活用方法がとってつけた活用と呼べないものしかなく、タブレットを用いる良さが伝わらない。

 採点を早くするためのシステムを導入して、使えと指示が来ているもののアクセス権が付与されてないことや、機能制限があり思ったようにできないなどです。

 こういった問題はなぜ起こるか。

 結局は、現場の先生に任せるという管理者の丸投げが影響しています。

 「システムは導入するから、あと頼んだ」というものの、そのシステムについて管理者が十分な理解をしているわけではなく、とにかく導入しただけ。

 その活用は現場で考えてということが本当によくあります。

 しかし、現場の教員も忙しいため、新規に入ってきたシステムを用いるより多少時間がかかっても今まで使ってきた慣れたシステムの方が結果として早く仕事を終えることができるため、古いシステムを重宝するのです。

 研修で学ぶ場合もありますが、研修する側も結局教員関係で十分な理解があり、人に教授できるようなレベルまで達している人がどれほどいるのか疑問に思うほどです。

 

 新しいシステムなどを導入することにはすごく賛成です。

 教育現場は時代が止まっていますから、新しい風を吹かせてくれるのは大変ありがたいと思っています。

 それについていける人、それに賛同してくれる人がどれほどいるか。

 また、賛同してくれる人をどれだけ満足させられるかで馴染むかどうか決まってきます。

 もう少し、不都合なく使える状態にして導入してもらいたいものです、、、

 

 テストの自動採点システムの使い方、基本のセットアップを調べながらやった結果できないことがありました。

 何のためのシステムなのか不思議でたまりません……




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