見出し画像

#2020年秋の美術・芸術!コンテスト- 光-呼吸 _ 時をすくう5人

#2020年秋の美術・芸術 !コンテスト-中間のご報告として、基本は、ほぼ時系列に(多少の順不動お許しください)、応募いただいた作品を、1作品ごとに、ご紹介とコメントとしての評を入れさせていただき掲載させて頂きます。まずは、ご応募ありがとうございます。また、これから、応募ご希望の方も、個々の多様な、、ご自分の視点で、気軽にご応募くださいませ。

・光-呼吸 _ 時をすくう5人
34_o_chanさま 応募ありがとうございます。

(評)閉館が近い、原美術館でのレポートだ。筆者の視点で、その実体験が分かりやすく紹介してある。
この原美術館は、現代アートを紹介する比較的小スペースな規模で、周囲も緑に囲まれており、リラックスできる空間だ。
最後の展覧会である「光-呼吸」を筆者は、簡単明瞭にレポートにまとめられている。
この文章を拝読した、誰しもが、そこへ、されげなく行きたくなるような文脈で綴られているのだ。

Time Flows _ Reflections by 5 Artists
を簡単に追うと・・
・それは、「光-呼吸:視界から外れてしまう日常のささやかな出来事や感情を記憶に残すことはできないか」という視点から成立している。
5 Artistsは、筆者の解説から以下だ。
・今井智己氏の写真:一貫して意識をテーマに捉えた作品
・城戸保氏の写真:日常の本来の役割や用途からずれたものをとらえる
・佐藤時啓氏の写真:光や身体を主題に表現する
・佐藤雅晴氏のアニメーション
・リー・キット氏(台北拠点)のインスタレーション

そして、閉館後は、1988年には別館としてハラミュージアムアーク(群馬県渋川市)が開館されたが、2021年からは原美術館ARCと館名変更し、一本化する予定だと言う。今のうちに行っておきたいアートスポットだろう。
そして、
「カフェで庭園の展示を観ながら、ゆったりとした時間をベリーが添えられたレアチーズケーキをいただいた。」
それは、実に贅沢な時間と存じます。この後を考えると、貴重な経験です。
ご紹介レポートの応募ありがとうございます。

(追記)原美術館(Hara Museum of Contemporary Art)は、原俊夫の洋風邸宅をベースとして設立された、現代アートをメインとした美術館だ。そして、建物の老朽化に伴い年内で閉館となる様子だ。その後は、ハラミュージアムアーク(群馬県渋川市)に移行され、まとめて展示収蔵される。私的には、ここのカフェは何より、落ち着いた時間を得られるでよく出かけた。残念な気もするが、時代的に建築の経年劣化もあるだろうし、ミュージアムの経営のあり方もあっての移行だろう。この品川の原美術館のたたずまいは、筆者の、そして読者さまの記憶には残像としていつまでもあるのだろう・・

(今後のお知らせ)
このコンテスト #2020年秋の美術・芸術  は、コンテストの形式として、3名の入選はございますが、ある意味、ドクメンタ(カッセル/ドイツ-一人のディレクターによるキュレーション)の展示会ように賞はございません。そして、主催者は、多くの企画をされている秋氏のデレクションと、私(artoday)のコメント(評)で構成されております。         
それは、「そもそも美術エッセイは発表の場すらない」という視点や、小生(artoday)の、もっと、身近に気軽に、美術、芸術の裾野の広がりを願っての事でもございます。この間は、私のアート系コラムをランダムに、連載致しますが、入稿があり次第、応募作品にシフト致します。
どうぞ、気軽に日常のことで、思いつかれた事を応募なさって下さいませ。(註) #2020年秋の美術・芸術  は全角ですので、よろしくお願い致します。


この記事が参加している募集

イベントレポ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?