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V&A-イギリスの国立博物館-それは学際的な視点だ。

ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria & Albert Museum)は、イギリスの国立博物館(本館-London)である。ヴィクトリア女王(1819 - 1901)と夫のアルバート公(1819 - 1861)が、その理念のもとに構築された。V&Aの姉妹館 Museum of Childhood(子供博物館)はべスナル・グリーンに、2018年、スコットランドのダンディー・シティーに別館が開館した。
その現在の学際的な視点となるべく、1851年のロンドン万国博覧会の展示品等を、翌年の1852年に産業博物館として開館した。その後、装飾美術館(Museum of Ornament Art)と改名され、1857年、サウス・ケンジントン(現在)に移転する。
従来型の芸術から、工芸分野から、いわゆるデザインを専門的に展示されている。例えば、ウィリアム・モリスのアーツ&クラフト運動も詳細にしてわかりやすく、その流れから、世界のアートとデザインも体系的にまとめられている。
そして、収蔵品は、400万点を超える膨大なものだ。
それは、いわゆる美術工芸品当ジャンルから、絵画、彫刻、家具、写真、織物、衣装類、陶磁器、ガラス細工、宝石、金属細工、工業製品、音楽とその周辺、パフォーマンス等々、数千年に及ぶ、それは、欧州以外に、イスラム圏、アジア、ユナイテッド等の世界の遺産が収蔵されている。

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                   (cc) V&A (Photo - artoday chiaki)
特筆すべきは、2013年のデヴィッド・ボウイの大規模回顧展や、2017年には、ピンク・フロイド回顧展「Pink Floyd Exhibition: Their Mortal Remains」が開催された。2019年、「クリスチャン・ディオール-夢のクチュリエ」展・・・それは、広範囲の文化を誰にでも、分かりやすく紹介しているということだろう。

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                    (c)V&A

#ビクトリア&アルバート #V&A #Victoria_&_Albert_Museum

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